人間心理学を大学で学んだことがある人に質問です 人間心理学とはどんな学問なんでしょうか？ またそれは将来営業するため…

Question

人間心理学を大学で学んだことがある人に質問です
人間心理学とはどんな学問なんでしょうか？
またそれは将来営業するためにアドバンテージになると思いますか？

Answer 1

人間心理学とは、多分人間性心理学のことをおっしゃっているのかと思います。

詳しく書くと長いので、結構ザックリお答えします。

人間性心理学とは、クライアントの言っていることに耳を傾け、とにかく話を聞くというものです。

それまでの心理療法はああしろ、こうしろとクライアントに指示したり、過去とか無意識といったものを重視したりと「指示的」なものでした。

しかし、そうではなく、クライアントをあるがままに受け入れる方が治療が進むのではないかという考えが出てきて「非指示的」な心理療法を行うことが多くなりました。

それが、人間性心理学というものです。
受容：自分の価値観はおいておいて、あるがままに相手の言っていることを受け入れる。
共感：相手のことをあたかも自分のことのように感じ、かつ、自分は自分であると認識して、その感情に流されない。
純粋性：実は相手に腹が立っているのに、それに気づかずに笑っているなど（気づきながら笑顔でいるのはOK）。
といった3つの条件が特徴です。

営業とは、企業での営業職のことを指すのでしょうか？
組織営業のことを指すのでしょうか？

前者の、営業職であれば、若干役に立つと思いますが、目に見えたアドバンテージにはなりにくいと思います。
ただ、相手の話をしっかり聴くわけですから、他の営業が見抜けないニーズを見抜いたり、クレームの未然防止にもなります。

最近、若い営業で一方的に話して怒られる人とか、明らかなブラック企業や訪問販売の、とにかく電話、セールスって人いますからね。

新規開拓は微妙ですが、既存の顧客の担当とかでしたら、良い関係を続けるという意味で、メリットはあるのではないでしょうか？

後者の、組織や企業の運営という意味での営業であれば、経済学やら経営学を学ぶべきだろうし、なんのアドバンテージにもなりません。