現在25歳（大卒、女）で自衛官になることについて

Question

現在25歳（大卒、女）で自衛官になることについて去年大学を卒業したのですが大学で美術関係を専攻していたせいもあるかと思うのですが就活をしても思うように就職が決まらず大変困っています。
私は女なので通年を通しての入隊ができず、もう来年の３～４月入隊の試験しかないと思うのですが受けてみようと思っております。

そこで経験のある人、詳しい方に質問なのですが

・２５歳をこえての受験、入隊はおかしくはないでしょうか？（珍しかったりで目を付けられたりとかありますでしょうか？）
※
知人が21で大学を中退して自衛官になって、先日３年の満期で自衛官をやめました。
海自だったのですが話を軽く聞くだけだとネットで見るようないじめやしごきも無いように見えました。
（あまり親しい間柄ではないので詳しくは話が聞けなかったのですが；）

・また、ちょっと家庭の事情でこれから先お金に困りそうなので２５歳から３年勤務で大体でいいので３年間で給与（ボーナスや退職金含めて）がどれくらいになるか？

・また、海自を希望しているのですが海自だと自分の時間などは陸自や空自などに比べて取れないものでしょうか？（船に勤務など連続でどれくらいになるのか）

・試験を受ける際、入隊に関して、普通免許や武道の有段者であるなどは優遇されるのでしょうか？

以上をわかる範囲だけでも教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

Answer 1

陸自OB（♂）で、募集相談員しております。

一つ目、私が入隊した時は、１８歳から２６歳と幅広い年齢の隊員が居ました。また、教育隊に１人２人は必ず居ますし、珍しい事ではありません。
またイジメ・シゴキ云々に関しては、配置される部隊、人間関係も影響するでしょうが、基本的には組織の問題というより、個々の問題と捉えた方がよいのかと思います。学校や会社と一緒で、自衛隊だからイジメがあるということではありません。まぁ、無いことが望ましいのは当然ですが…
シゴキにかんしては、海上自衛隊は陸海空の中で、一番旧軍を引きずっていると聞きます。
もしかしたら、時代錯誤な訓練もあったりするかもしれませんが、そこは学生時代に戻ったと思って、頑張って乗り越えていくしかありません。

二つ目は、下記にURLを貼っておきますので、そこで計算してもらえれば大体の金額は出てくるかと思います。

三つ目は、艦艇勤務になると、船が住所になりますので、２４時間そこに居る訳ですから、自分の時間が有って無い様な物かもしれませんが、地上勤務の場合でしたら、週末外出出来るくらいの時間はあるかと思います。
まぁ、入隊して２年は自由に出歩けない覚悟が必要ですね。

四つ目、もちろん面接時にPRしていけば有利になります。広報官に自衛隊入隊したら部隊で免許が取れるから、普通免許を取得せず入隊してくる方も多いので、即戦力として有利ですね。（基本的には学科と面接が主）

折角大学まで進まれているのだから、自衛官候補生では無く、幹部候補生を目指して頂きたいところですが、ともあれ、狭き門ですので頑張ってください！
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/pdf/y/24jieikankouhojoshiyoukou.pdf

Answer 2

ウェーブ（女性海上自衛官）の友人がいます。彼女は艦艇勤務です。女性が勤務できる艦艇は限られますし、人数も少ないので大体１つの艦に女性自衛官が10人前後いるそうです。

出港したら何日くらい帰られないかなどはその時々場所によって違いますので一概には言えませんし、船で仕事をするために必要な資格の無い人は艦艇勤務に就けませんので、入隊していきなり船。ということは女性自衛官ではあまり無いと思います。

試験を受ける際の運転免許保持や武道有段者などのスキルはあまり影響しません。そんなの持ってる人たくさんいます。

船舶関係の資格を持っていれば大きく採用条件に緩和されます。ちなみに友人は商船系の学校出身です。入隊前から船のことは知り尽くしていて、船舶関係の資格をいろいろ持ってました。

女性海上自衛官は採用の枠が少ないので、金銭目当てや腰掛の意味合いが強いとなかなか採用されませんよ。それを上手にごまかしたとしても面接の際絶対に伝わります。

本当に条件度返しで入隊したい人との温度差がはっきり出ます。

陸・海・空、どこでも自分の時間は休み時間以外皆無だと思ってください。3年なんてあっという間に過ぎます。3年過ぎてすぐお辞めになるつもりならばむしろ入隊しないほうがいいです。30歳目前にして元自衛官だと、民間で就職するのにリスクが高過ぎます。

25歳過ぎて入隊志願することは決して珍しくありません。ただ、婚期が遅れてもいいから一生の仕事にしたい！という高い志があります。

それが現実です。

Answer 3

海上自衛官です。

１． ２５歳（大卒）をこえての入隊について、私が入隊した昭和の頃は奇異でしたが今は珍しくありません。気にする必要はないと思います。

２． ３年間の給与について、正確なところは防衛省のホームページを参照するのが最適です。退職時の一時金は３年だと９０万ぐらいです。

３． 自分の時間について、艦艇勤務はあくまで希望にもとづきます。男性であっても艦艇職域、航空職域、後方職域を選択できます。陸上部隊勤務であっても海士は部隊内居住が義務付けられて、外出はある程度制限されます。

４． 無線従事者の免許や中国語、朝鮮語の専攻などだと、優遇されるというかその職種にひっぱられるでしょうが、普自免、武道はちょっと考慮ぐらいでしょうか、武道もオリンピック級だと自衛隊体育学校にひっぱられますよ。