ボイラーの運転と管理です。 今のボイラーは自動運転なので、運転ボタンを押してしまえば あとは監視することがほとんどです。 管理するのは、まず水管理。 ボイラーにとってカルシウムやマグネシウム分が大敵であるので、 軟水装置を通して除去します。 適切に除去されているか、試薬を使って検査します。 数か月に一度、ボイラー水の分析を依頼することもあります。 ボイラーの規模によっては、年に一度あるいは2年に一度の割合で 排ガスの測定することになっています。 その結果をもって、空燃比をチェックしたり、窒素酸化物や燃料が 重油の場合なら硫黄酸化物の濃度チェックもおこないます。 ボイラーの規模が大きければ性能検査(車の車検のようなもの)の 段取りもする必要があります。 ボイラーの整備そのものは、ボイラー業者がおこないます。 ボイラーの燃料が都市ガスであるなら良いのですが、重油や灯油、 LNGなら燃料の手配もすることになると思います。 それに併せて危険物取扱や高圧ガスの資格も必要ですね。 また、ボイラーの台数が多かったり規模が大きかったりすると、 公害防止やエネルギー管理の仕事も資格を取って、併せて 任せられることもあると思います。 私はもともと、ボイラー1級と危険物乙4を持っていてボイラーの 仕事に就きましたが、会社からの要望で公害防止管理者(大気) とエネルギー管理士を取ってきました。 その後、公害防止管理者(水質)、燃料が重油からLNGに 切り替わったために高圧ガスの資格も取りました。 良い方に考えれば仕事の幅が広がったと言えますが、悪い方に 考えれば、会社から良いように使われています。
< 質問に関する求人 >
ボイラー(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る