社会福祉士事務所とはいえ、社会福祉士(相談援助)の専門性で成り立っている事務所は殆どありません。 それは、相談援助(ソーシャルワーク)のみで収入を得ることが難しいからです。 なぜなら、相談援助が制度的に保険制度等に絡まず、全額相談者の自己負担となり、生活を成り立たせるほどの利用が見込めないからです。 併せて、我が国では歴史的に国民が福祉相談にお金を払うという認識が薄いことも影響しています。 また、弁護士などのように相談を入り口に弁護士業務に繋がることで大きな報酬を得ることも社会福祉士では考えにくいこともあります。 これは社会福祉士が業務独占ではなく名称独占であるが故のことです。 ですから、社会福祉士事務所で良く見られる業務は、相談援助に併せて居宅介護支援事業(介護保険のケアマネジャー)や成年後見人等(認知症や精神・知的障害の方の後見業務)などが多くみられます。 居宅介護支援事業所であれば介護保険報酬の請求業務にかかる事務や、複数の介護支援専門員が所属していれば、その人たちの人事・給与にかかる事務が中心でしょうね。 また、成年後見人等を受けていれば、被後見人(認知症や精神・知的障害の方)の預金通帳の管理や制度利用にかかる書類作成や手続きなどが考えられます。 求められるスキルとしては、ワード・エクセルが普通に使えれば問題ないと思います。 制度について、たとえ無知であっても問題ないと思います。但し、一度聞いたり覚えたことを間違いなくできることが大切です(どんな仕事でも同じですよね…)。 また、利用者の生活や介護に関わる書類も多いので、きちんと間違いのない事務処理が求められます。
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