元男性保育士です。 まず最初に「児童養護施設指導員になるのに国家試験」とありますが、児童指導員任用資格のための国家試験はありません。 児童福祉法により児童養護施設の指導員には「保育士または児童指導員任用資格所持者」がなれます。 まず保育士の場合 ①大学や短大・専門学校の保育科などを卒業 ②年1回の保育士資格試験に合格(受験資格は専門・短大卒以上) のいずれかで取得できます。 児童指導員任用資格の場合 ①小・中・高いずれかの教員免許取得(教科・種は問わない) ②大学で心理・教育・福祉・社会いずれかの学科を卒業(実際に該当するかは各大学に確認) ③児童福祉施設で実務経験2年以上 ④児童指導員養成施設を卒業 のいずれかになります。 なので保育士資格から就職希望でしたら保育学科ですし、児童指導員任用資格から就職希望でしたら心理学科とか教育学科など、もしくは教員養成学科になります。 以前は「児童指導員=男性、保育士(保母)=女性」のイメージがありましたが、どちらの資格でも就職できます。 個人的には心理関係を詳しく学んでおくと実務で役立つかと思います。 仕事の内容は、入所児童に関わること全てです。実際に子どもに関わる以外にも雑用が多い仕事です。一般的な勤務体制の場合 6:00…出勤、子どもを起こす、朝食、登校準備 9:00…休憩、ただし子どものいないこの時間に掃除や洗濯、職員会議や書類作成など仕事が沢山あるので休めない 13:00…順次下校、子どもの相手 18:00…夕食、入浴、就寝介助(幼児の場合) 22:00…退勤 と長時間の勤務になります。この他月数回の宿直勤務があります。また子どものトラブルはいつ起こるか分かりません。入所児の多くが虐待などの精神的な傷を抱えているので、対応には専門的な知識と繊細さが求められます。ストレスが溜まりやすい職場ですので、最初の1年で3分の1の職員が離職します。 その分、子どもと密に関わる職場ですので、子ども達の成長を感じられるとやりがいを感じるでしょう。
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