要点は、大気圧が0.1MPa以下になる(高所では、大気圧が100m毎に気圧が変わる)為、ゲージ圧での調整では、結果的に空気が薄くなります。 「空気が薄い」=「潜水中の体内窒素の濃度が濃くなる」 具体的に説明しますと、ダルトンの法則に基づき、空気が薄い状態でも分圧比は比例されます。そうすると、水圧は変わりませんから、当然の如く、絶対圧力+水圧で空気を吸うのですから、酸素濃度は低くなります。 もっと解り易く書くと、1㎥の空気が絶対圧力の中であるとします。単純に1気圧下では、210ℓか酸素です。しかし、高所での絶対圧力が0.01MPaとしましょう。高度とすると、10000mと言った所でしょうか。そうすると、酸素は21ℓで、窒素は78ℓです。 呼吸量は、分60ℓと安衛法で決められて居ますから、分210ℓと分21ℓの酸素量を考えて見て下さい。逆に780ℓの窒素と78ℓの窒素を分60ℓの空気量で考えて見て下さい。明らかに、減圧時間が長くなる事が一目了然です。
なるほど:3
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