FP1級受検について

Question

FP1級受検についてきんざいのFP1級(1級ファイナンシャルプランニング技能士)について、ご質問致します。
私は今年1月にFP2級を受検、自己採点の結果、何とか合格出来ていました。そこで、次は1級学科試験合格を目指したく勉強に励もうと参考書を探しているのですが、本屋に行っても、3級、2級はテキスト、過去問の種類が充実しているのですが、1級は過去問題集も少なく、テキストはほとんど売っていない状況です。
通信講座等は選択肢に入れず、何とか独学で合格を目指したいのですが、どういった勉強が一番効率的でしょうか？例えばテキストは、2級の知識でも充分間に合うような内容なのでしょうか？
あと、テキストを購入するにしても2012年度版は7～8頃の発売らしく、今購入するか、最新版を待つか、これもかなり悩まされています。皆様はどうされているのか、またはどうされたのか、気になりました。

Answer 1

まず受験資格を満たしていますか？
学科試験の受験資格は
・2級技能検定合格者で、FP業務に関し1年以上の実務経験を有する者
・FP業務に関し5年以上の実務経験を有する者
と、単に2級合格のみでは受験できないようになっています。

実技試験の受験資格は
・1級学科試験の合格者
・日本FP協会のCFP認定者
・日本FP協会のCFP審査試験の合格者

故にCFP認定者で無い限り、2級までと同様に学科と実技を同時受験ということは出来ません。

知り合いに1級FP技能士、CFP認定者がいるので聞いてみたところ
独学でもいけなくはないけれども時間は掛かるだろうということです。
ちなみに、2級とは全くの別物とのことですので1級専用のテキストが良いでしょう。きんざいが1級学科のテキストを出していたはずです（というか1級になると、きんざいぐらいしかテキスト出してなかったような・・・）

勉強頑張ってください。

Answer 2

1級保持者です。

私の場合は、 ラピュータ ファイナンシャル アドバイザーズの「FP技能士1級学科試験 精選問題＆模擬問題」という問題集と、きんざいの過去問だけを使用しました。

やはり最新版の発売が遅いため、当初はその時点で販売されているものを購入し、その後最新版も購入しました。
後になって考えてみれば、最新版は不要だったかもしれませんが、精神的には落ち着きました。

私のおススメは、2級実技のうち、まだ未受検の分野の過去問を解いてみることです。

2級は個人資産や資産設計で実技合格される方が多いため、法人保険の経理処理や非上場株式の相続税評価額といった問題については具体的な問題を解いたことがある方が少ないようです。

1級では、これらの問題の計算問題が必出ですから、まずは2級実技（生保・損保・中小）で慣れておくと、理解がしやすいと思います。

また、1級の中にも2級までの知識で解けるものもありますから、1級の過去問にチャレンジするのもありだと思います。

参考URL：1級過去問…http://fp1test.ninpou.jp/
2級過去問…http://fp2test.ninpou.jp/

Answer 3

１級対応のテキストは、現状きんざいのものしかありません。
パーフェクトFP技能士入門(1・2級用)という分厚いテキストか、６分冊になっているテキストがそうです。
前者はかなり中途半端なテキストです。１級で出題されるのに掲載のない論点があったり、解説が中途半端なため理解しにくいという印象です。
私は、ＡＦＰ認定研修の受講に際して配布されたテキストが良書であったため、それで対応できましたが、そうでない場合はコストはかかりますが６分冊を買った方が結果的に近道になると思います。

また、問題集はきんざいの浮世絵か、ラピュータの精選問題集があります。
まずラピュータの問題集から入り、次にきんざいの浮世絵に行くことをお勧めします。お金を掛けたくない場合は、浮世絵のみでも良いでしょう。

購入時期については判断の難しいところですが、私は現行テキストで勉強を始めていきました。
１級の場合、法改正があった部分のチェックは必要不可欠ですから、出版社のサイトなどでしっかり確認する必要があります。

平成２３年度がそうでしたが、税制改正大綱にあげられていた内容がほとんど実現しなかったりする事もあります。
実際に改正されたのか、それとも税制改正大綱レベルの話なのか、それらの判断もきっちりと行ってください。