>薬剤師は頭がいいというイメージがありますが、他の学部よりなぜ偏差値が低いのでしょうか? 私立大学ではそのとおりですが、国公立大学では異なります。 入学難易度において、国公立大学では医学部医学科(医師養成課程)の次に位置し、名古屋市立大学薬学部の入学難易度は医学部医学科の最下層と同等です。 要するに名古屋市立大学薬学部に合格することは、国公立大学医学部医学科の易しいところに合格するのと同じくらいの難関であるということです。 それに引き換え私立大学では、「学費が高い」、「留年しやすい」(学生の学力が低いのが理由なのだが…)、「就職がよくない」などの理由で敬遠され続け、中堅以下の薬学部では定員割れが普通です。 >薬剤師は将来性がないのでしょうか? 調剤薬局の薬剤師では、たかが知れています。年収も平均以下のところが大半です。 病院の薬剤師では、他のコ・メディカルと同等です。 企業への就職では、国公立大学卒であればとても有利です。私立大学はちょっと… >薬剤師を目指すなら名市大の薬学部にむけて勉強した方がいいですか? 当然です。 名古屋市立大学薬学部が名城大学・金城学院大学・愛知学院大学の薬学部に劣るところはただ一点、「大学に合格しにくい」ということだけです。 教育、設備、実習、就職、学費など、どこをとっても名古屋市立大学薬学部が勝っています。 >薬剤師の資格さえとってしまえば大学は関係ないのでしょうか? 私立大学薬学部の増設ブームが起きる前で景気がよかった頃は、そのとおりでした。 今では、まず就職の時点で大きな差がつきます。 薬剤師免許の相対的な価値が著しく下がり、薬剤師であることが意味を成さなくなったからです。 待遇のよいところへ就職したければ、高校生の時点で相当の努力が必要です。 公平な採用試験によらずに採用する一般企業などでは、出身大学は大きな意味を持ちます。無論、名古屋市立大学薬学部とそれ以外では、比較になりません。 人脈が大きな意味を持つ病院への就職では、歴史の浅い金城学院大学薬学部と愛知学院大学薬学部では、極めて不利です。 名古屋圏の薬学部で比較するならば、名古屋市立大学薬学部へすすんで後悔することは皆無でしょう。
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大学に受かる=薬剤師になる ではありません 偏差値が低い大学は、留年、卒延が非常に多く、国家試験を受けさせてももらえません。まあ、受けても落ちるから卒業させないのですが。。ストレート合格率(薬学部に入学し、留年卒延なく6年後に薬剤師に受かる率)は10%なんて大学もあるのですよ 薬剤師過剰時代がくるといわれていましたが、 今年度の薬学部卒業生は例年より少なくなったようです。無論、薬剤師になる人数も例年以下でした。薬学部は増えて薬学生はふえたはずですが蓋をあけると、ボロボロと留年卒延、途中リタイア者がいるということです。
薬学部は6年生になり学費も私立なら1200万かかります。 その学費でも給料が良ければ人気も出て偏差値も高くなるでしょうが、 私立大学だとドラッグストアや調剤薬局、病院が主な就職先になり、 給料は高卒平均と大差ありません。 薬剤師として働けば偏差値60の大学でも偏差値40の大学出身でも給料はいっしょです。 しかも数年後には薬剤師も飽和が確実で、将来性もありませんからね。 薬学部人気は急落中です。 国立大学なら卒業後は大手企業に就職の可能性もあります。
なるほど:2
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