海上自衛隊でもヘリコプターなど操縦しているようですが航空自衛隊とはまた違うのでしょうか？海自の操縦士は艦艇に乗ることはな…

Question

海上自衛隊でもヘリコプターなど操縦しているようですが航空自衛隊とはまた違うのでしょうか？海自の操縦士は艦艇に乗ることはなくずっとヘリコプターの操縦士として任務しているのですか？

Answer 1

艦載ヘリコプターの任務は他の回答者様の通りです。数年前 海上自衛隊では大規模な部隊改変があり 以前よりは 艦載航空隊と基地運用航空隊の区別が分かりにくくなっています。現在は空団指揮下に統一されました。パイロットを含む搭乗員は基地にいる時は航空隊司令の指揮下 艦派遣搭載時は艦長指揮下に入ります。発着艦資格が必要ですが、この資格は ある期間実施しないと失われるので 定期的に訓練を実施しています。ちなみに整備員は艦所属ですが 昔は航空隊所属で搭乗員同様 搭載時に派遣されてました。いろんな問題があり現在に至ります。整備員は艦所属で艦の乗り組み配置ですが 搭乗員は艦の出港に合わせて派遣されてきますので 語弊がありますがずっと乗りっぱなしではありません。パイロットを含む搭乗員は乗り組みヘリコプターが陸上基地、艦どちらを基地とするかだけで 仕事に変わりはありません。しかし ある程度のキャリアを積み階級で3佐クラスとなると艦所属の飛行長という配置があり 発着艦での誘導助言 運用に関して艦長を補佐する立場ですが 幹部でもあり ずっとその乗り組み配置に就くことはないでしょう。

Answer 2

海上自衛隊は魚雷を積んでいて。
陸上自衛隊は対地ミサイルを積んでいて。
航空自衛隊は電子機器を使って敵の場所を戦闘機に教えます。
それぞれ使い方が違います。
でもヘリ用のミサイルは全部積んでいます。

Answer 3

海上自衛隊には
ＳＨ－６０Ｋ哨戒ヘリ
ＳＨ－６０Ｊ哨戒ヘリ
ＭＣＨ－１０１掃海・輸送ヘリ
ＭＨ－５３Ｅ掃海・輸送ヘリ
ＵＨ－６０Ｊ救難ヘリ
ＣＨ－１０１輸送ヘリ
ＵＳＨ－６０Ｋ試験評価ヘリ
ＴＨ－１３５練習ヘリ
ＯＨ－６ＤＡ練習ヘリ
保有しています。

ＳＨ－６０ＪやＳＨ－６０Ｋ哨戒ヘリコプターは、各護衛艦搭載ヘリコプターです。

ＭＣＨ－１０１やＭＨ－５３Ｅ掃海・輸送ヘリは掃海母艦や掃海艇支援します。

ＣＨ－１０１輸送ヘリは、南極観測艦しらせの搭載ヘリコプターです。

護衛艦任務中は、基本的にヘリコプター搭載していますが、護衛艦が母港入港時は、各航空隊所属する陸上基地に駐機します。

海上自衛隊航空隊（ヘリ部隊のみ記載）
第２１航空群（館山）
第２１航空隊：ＳＨ－６０Ｋ（Ｊ）
第２３航空隊：ＳＨ－６０Ｋ（Ｊ）
第２５航空隊：ＳＨ－６０Ｊ
第７３航空隊：ＵＨ－６０Ｊ
大湊航空分遣隊：ＵＨ－６０Ｊ
硫黄島航空分遣隊：ＵＨ－６０Ｊ

第２２航空群（大村）
第２２航空隊：ＳＨ－６０Ｋ（Ｊ）
第２４航空隊：ＳＨ－６０Ｋ（Ｊ）
第７２航空隊：ＵＨ－６０Ｊ
徳島航空分遣隊：ＵＨ－６０Ｊ
鹿屋航空分遣隊：ＵＨ－６０Ｊ

第５１航空隊（厚木）
ＳＨ－６０ｋ（Ｊ）
ＵＳＨ－６０Ｋ
ＭＣＨ－１０１

第１１１航空隊（岩国）
ＭＨ－５３Ｅ
ＭＣＨ－１０１

横須賀地方隊
しらせ：ＣＨ－１０１

第２１1教育航空隊（鹿屋）
ＳＨ－６０Ｊ
ＯＨ－６ＤＡ
ＴＨ－１３５
が、駐機基地となっています。

航空自衛隊
ＵＨ－６０Ｊ救難ヘリ
ＣＨ－４７Ｊ輸送ヘリ
保有しています。

航空自衛隊は、隊員や物資輸送と救難活動です。

海上自衛隊は、護衛艦搭載ヘリコプターは、哨戒&潜水艦攻撃や機雷掃海等、海上任務中心です。

Answer 4

海上自衛隊と航空自衛隊、ともに航空機(ヘリ・プロペラ機・ジェット機)を運用していますが、それぞれの用途に違いがあります。

まず航空自衛隊ですが、航空機の使い道として一番分かりやすいのが、「防空」です。これは日本の領空に進入する航空機を発見し、対処(追い返す、捕縛する、最終的には撃墜する)することに使われています。不審な航空機を発見するためのレーダーを積んだ「早期警戒管制機」や迎撃任務に特化した「戦闘機」などを保有しています。

それに対して海上自衛隊の航空機が負っている任務というのは「哨戒」です。日本を取り囲む広大な海上を、艦艇や潜水艦と協力して警備しているのです。海自では主に、「哨戒ヘリコプター」と「哨戒機」という航空機が使用されています。哨戒ヘリは陸上基地や艦艇から発進し、付近の海上を哨戒して味方に情報を提供します。哨戒機というのは、プロペラ機とジェット機がありますが、どちらも陸上基地から発進し、長時間広範囲にわたって海上及び海中の情報収集が可能です。

質問者さんに対する回答ですが、上記の通り、海自と空自では任務の違いから、保有している航空機には大きな違いがあります。海自のパイロットの中で、「哨戒機」の操縦を担当している人間は、陸上基地でしか勤務することはありません。一方、「哨戒ヘリコプター」の操縦を担当している人間は、ヘリを搭載した艦艇に乗り組むこともあります。ちなみに、哨戒機と哨戒ヘリの教育体系は分かれているため、どちらも操縦する、ということはできません。