30歳税理士の者です。 受験専念が限界というよりは、30歳でアルバイトとしての職歴しかないことが問題かと思います。 税理士を目指し始める時期は人それぞれですが、20代後半や30代で全くの異業種の職業からこの勉強を始める人も大勢います。 なので、過去にきちんとした職歴があれば30代で受験専念でも実はあまり問題ではありません。 ずっときちんとした職歴が無く受験専していて30代になってしまった・・・というのが問題なのです。 もちろん若い方の方が就職の際には有利ですから、あまり年齢があがってしまうと、過去に経理や会計事務所での経験がなければ、会計業界への就職のハードルは上がってしまいます。 しかし、異業種だったとしても正社員としての社会人経験がある場合には、ずっと受験専念の方に比べると、その社会人経験を認めてもらい、就職できることもまだあると思います。 会計業界だけの話ではありませんが、30歳で正社員としての社会人経験がない・・・というのは、就職の際には、圧倒的に不利な状況を招きます。 2年で3科目合格というのはかなり良いペースですし、受験専念して一気に終わらせてしまうというのも手かもしれませんが、それだと会計事務所への就職が難しくなると思います。 就職できなければ、実務経験も積めませんから、税理士にもなれませんし・・・ ただ残っている科目に法人税があるのが少しネックですよね。 働きながらだとボリューム的にも・・・特に受験初年度はかなり厳しいですよね。 この辺りで一度、正社員として就職しておいた方が良いとは思いますが、法人税の受験初年度ということなら、とりあえず会計事務所でアルバイトしておく・・・というのも1つの方法だと思います。 少なくとも、全く異業種の学習塾でのアルバイトからはそろそろ卒業した方が良い時期かなとは思います。 やはり30歳というのは1つの区切りですから、20代と30代ではいろんな面で周りからの印象も自分の考えも変わってきますよね。 そういう意味では30歳と31歳ではそんなに変わらないかもしれません。 ですが、こと就職に際しては未経験なら、年齢は1歳でも若い方が良いと思います。 残り科目や年齢・・・いろんなことで迷うことはあると思いますが、後悔のない決断をして下さいね。 がんばってください。
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