警察官の仕事場

Question

警察官の仕事場刑事ドラマを見ていると、巡査なのに警視庁や各都道府県警で捜査をしている警察官も居れば、巡査部長なのに交番で泥棒を追いかけている警察官も居ますが、彼らはどうやって本庁勤務と交番勤務で分けられているのですか？
階級は巡査＜巡査部長ですよね？それとも私の本庁勤務の方が交番勤務より偉い、という漠然とした考えが間違っているのでしょうか。

Answer 1

単なる所属する部署の違いだけです。

交番が偉くない、本部が偉いなどというのは間違いです。

交番にも警部さんがいますし、本部でも巡査がいます。
人事異動に関しては、人事課が適性や通年勤務年数、そして所属長からの具申意見を元に決めます。
当然、「こいつは成績が悪いから飛ばしてしまえ」というような人事も中にはあります。

ですので、交番にいる年配の巡査部長さんが、10年前は本部の捜査一課でバリバリ仕事をしていたなどということも普通にあります。
刑事でもその人には頭があがりません。刑事より偉い交番勤務員です。

上記の例のように、交番には何もできなくて交番にいるひともいれば、いろいろ仕事をしてきて交番にたまたま配属になっている人がいるということです。

Answer 2

警察官がどんな仕事をするのかは、現実には本人の希望と適性によるときいたことがあります。
ただし、質問者様が本庁といっている各都道府県警察での勤務になると
それなりの実績や推薦（他薦）が必要なんだそうです。
各都道府県警察の本部にある操作部門は、所属よりも重大な事件を
手がけるケースもありますので、所属で一定の経験をつんだ後に配属されるのが
普通なんだそうです。

だからといって各都道府県警察本部のほうが交番勤務よりえらいというわけではありません。
本部といえども所属のひとつですし、仕事内容にえらいとかえらくないというのは当てはまらないと思います。
ドラマはあくまでドラマです。現実とはやはりどこか違うと思います。