聴覚障害者です。 手話通訳は職業の一つに入りますが、福祉の一つでもあります。 質問します。あなたは聴覚障害者についてどこまで知っていますか?また普段からどのようなかかわりがありますか? この考え方次第で、手話通訳士になれるかどうか決まってくると思います。 卒業したらすぐ手話通訳士になりたいと考えているのであれば、 一日でも早く手話サークル、手話講習会に行く事をお勧めします。 地元で、手話通訳を3年以上経験しないとなれませんので。
はい、既に回答にある通り、手話通訳士の収入だけで生計を立てている人は、この国に数えるほどしかいません。 でもね、「手話のできる市役所職員」とか「手話のできる銀行員」「手話のできる先生」とか、いろいろとあるでしょ? これからいろいろと勉強して、そういう可能性を考えていけばいいと思いますよ。
職業という範囲に入るのか、という質問については、一応、「入ります」とお答えできます。 ですが、実際手話通訳士の資格を得、手話通訳で「食べていける」人は、ごくごく少数に過ぎません。 大変厳しく、更に中学生のあなた様へこんなこと申し上げるのは心苦しいのですが、手話だけで職業として自立して生活できる、とは思わないほうが宜しいかと存じます。手話通訳一本の仕事はほとんどありません。 それでは、どうすれば? あなた様は今手話について興味を持っていらっしゃるのですね? でしたら、是非、あなた様のお住まいの、手話サークルへご参加下さい。そこで、実際手話を母語とし、会話しているろうあ者(耳の聴こえない人たち)と交流して下さい。 手話通訳者は、ただ単に手話が出来るだけでは勤まりません。その中にある、聴こえない方、聴覚障害者への理解、さらに広い意味で身体障害とか、福祉全般への理解がないと(勉強をしていないと)勤まりません。 なぜかといいますと、手話通訳の場合、ただ言語を通訳するという単純なことではなく、聾唖者(耳の不自由な人)の生活、福祉活動への歴史、社会生活を送る上での苦悩、悩み、手話通訳者とのかかわりのあり方などを勉強しなくてはいけないからです。 こういった面をご理解された上で、手話という技術をしっかり身につけなくては、勤まらないのです。 お若い、これからまだまだ未来がある質問者さまですから、まずは、手話サークルへちょっとだけでも顔をだしてみて下さい。多分、手話で話す人たちを見ることで、なにかをお感じになられると思います。 その上で、「やっぱり手話っていいな、私も是非将来は手話で仕事をしてみたい」と思われたら、今のお気持ちをじっくり暖め、大人になってから改めて勉強をしなおしてもまだまだ大丈夫です。 色々厳しいことを言いましてごめんなさい。 でも、質問者さまのようなお若い方が手話に興味を持て下さることは本当に嬉です。 夢を暖めながら、でも、他にも色々進む先はありますので、どうぞゆっくりとお歩き下さい。
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