22年度の問題は、質問者さんの指摘通り例年と傾向が変わり 難易度も増したと思います。 私が感じた特徴として・・・ ①全体的に長文化して、問題文を読むのに時間がかかる。 ②民法では細かい知識を個数できいたり、選択肢一つ一つが 長くなって難易度が更に高くなった。 ③過去問の学習中心だけでは対応しにくい出題になっている。 重複論点を避け、受験予備校のウラを書くようなタイプの問題も。 (過去問だけちょいと目を通して合格する人を排除したいのが見え見え) ④一般知識で、行政書士実務とも関連する出題があったこと。 全体として、客観的な難易度は18年度以降で最も難しかったと思います。 司法試験との関連はわかりませんが、受験生の中にロースクール生を 中心にした「司法試験組」などの他資格組が増えてきたので、 出題者側もある程度は意識して、「他資格組が多少でも悩むレベル」の 問題を作ろうとした可能性はあります。 ロースクール生が悩むような問題を、もっともっと増やす可能性もありますが そうなると大多数を占める行政書士専願受験生が合格できなくなります。 他資格組はあくまで「別枠の例外」と考えて、大多数の専願受験生に 照準を合わせた試験内容にするべきです。 「一部例外の人たち」に照準を合わせるような愚策は止めてほしい、というのが 私の正直な感想です。
正確に言うと去年は難しいかったですね。 過去問ときましたが、2010は難、2009は比較的簡単、2008、2007は標準だと思います。 2009年までは、基本的な問題が多く、基本的な知識を確かなものにしたならば、なんとか合格できる印象でした。 試験形態が変わったので、様子をみていたんでしょう。 2009年は比較的簡単だったので、その反動で2010年は難化した印象がありあます。 行政書士試験の長文化は他の資格試験でもみられます。 私見ですが、実務的な能力を確認するために長文化したような感じがします。 司法試験の影響もありますが、最近の資格試験は知識があるのか的な問題ではなく、実務ができるかの点で、長文化がある様に思います(実務では、大量な資料の中から、必要な情報を選択して、解答を導き出すので、その様なものを確認するような問題が出されてくる傾向がある様に思います)。 あと、行政書士、司法書士試験の近時の難化の要因は法科大学院生の司法試験の三振者の数が増加していることが要因の一つだと思います。 法科大学院制度が徐々に確立され、三振者の数も増加しているからです。
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