護衛官になるにはどの位点を取れば良いのですか？ 警察の試験とどの位差がありますか？

Question

護衛官になるにはどの位点を取れば良いのですか？

警察の試験とどの位差がありますか？

Answer 1

皇宮護衛官は極めて教養試験、体力検査、身体検査の基準も含めて難易度が高い試験です。今年で言えば、申込み数795人、採用人数20人で39.8倍です。一応、国家Ⅲ種の過去問が9割正答できないと1次合格で8割正答することは厳しいです。7割程度だと1次合格しても2次試験で落ちてしまいます。問題数も50問2時間で一般知識（社会科学・人文科学・自然科学㉔）と一般知能（文章理解⑩判断推理⑨数的推理⑤資料解釈②の26問）で構成されています。国家Ⅱ種の教養試験の過去問も7割正答できる力があれば、なお良いでしょう。体力検査も腹筋30秒で21回以上（女子13回以上）、立ち幅とび205cm以上（女子147cm以上）、反復横とび20秒で44回以上（女子37回以上）全て基準を必ず超えること。身体検査は身長、体重、視力、色覚も全て基準を必ず超えていること。おおむねという言葉は存在しません。皇族の護衛にあたるのが職務ですから、採用基準での妥協はありません。
その点、地方公務員の警察官の警視庁Ⅲ類で例えれば6～10倍程度ですが難易度は低いです。国語試験（漢字の読み書き30問）がありますが教養試験と国語試験で両方とも8割程度正答すれば、よほどのことがない限り（身辺調査で引っかかる、極端に体力検査の基準を下回る、面接試験で大きなミスをする等）最終合格しています。身体検査も身長・体重はおおむね-2cmや-2キロでもクリアしています。その点も含めて高卒警察官試験の方がとても易しいと言えます。皇宮護衛官は大学入試センター試験を受けるレベルまでいかないと難しいのが現状です。
したがって、皇宮護衛官になるには学習時間は高卒警察官（500～700時間程度）の2倍以上必要となってきます。

Answer 2

公務員試験のボーダーラインが だいたい６割とよく聞きます。 皇宮護衛官は国家Ⅲ種相当の試験です 地方の警察官採用試験と比べると試験問題は難しいです。倍率も警察官採用試験は だいたい５倍ぐらいですが 皇宮護衛官は採用人数も少なく３５倍ぐらいの年があります。