麻薬取締官の採用形態は大きく2つ。 1つは、国家Ⅱ種(行政、電子)に合格し、厚生局麻薬取締部の採用面接にパスすること。国家Ⅱ種は、合格者の過半数が国公立卒で、難易度的にはかなり高いかと(早慶の文系レベルと例えられることも)。 で、取締官の任用資格(法学士)から、麻薬取締部の採用面接に進むには法学部出身者が有利です。 このほか、捜査の必要性から、語学(外国人の関与する事犯も多い)、PC(継続的取引の立証などの証拠解析)、会計(不法収益の算定など)ができる人、武道経験のある人も有利です(経済などの出身者は、係員としての実務経験2年以上で任用資格を得ます)。 1次試験合格後の官庁訪問の段階で採用候補者の選定が始まっていて、採用面接を受けることができる受験者を、取締部で指定します。 もう1つが、質問されているところの「薬剤師」の有資格者採用。こちらは、通常の公務員試験ではなく、有資格者向けということで行われています。 薬学部を卒業し薬剤師試験に合格していることが前提で、筆記試験というよりも、面接重視だったはず。仕事が特殊なこと、給与が低めなこと(警察官等と異なり、麻薬取締官は行政事務職の給与)を理解した上で、薬物問題への関心、仕事への覚悟が求められます。
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