一般の人は行政書士という職業一般に対してどんな印象を持っているものなんでしょうか？ 行政書士をやられている方に、お聞き…

Question

一般の人は行政書士という職業一般に対してどんな印象を持っているものなんでしょうか？
行政書士をやられている方に、お聞きしたいです。

Answer 1

行政書士補助者として以前勤務していました。
依頼者からの印象では、単なる代書屋さんのようです。
役所に提出する許認可書類を自分で書くのや訪所がめんどくさい。
記載や添付不備で戻される二度手間をさけたい。

本来は自分でやる事の代わりにやってもらう便利人のようでした。
しかし最近は資格者個人に依頼する仕事も減ってきているようです。
7年半前から、行政書士事務所の法人化が認められて、大きな事務所の参入や
司法書士や弁護士事務所が片手間にやりだしたり。

さらに自動車運転免許の更新書類作成も自分で行う人が多くなったり
車庫証明や名義変更なども、中古車販売店の社員や当人が直接行うのも増えました。
役所に提出する書類も簡素化されてきていますし、役所の窓口でも以前のように
素人（本人）が不慣れでも、横暴な態度や無礼な言葉使いも少なくなりましたし
親切に作成の助言や、記入間違いもその場で係官が職権で訂正記入してくれるようになりました。

また、昭和58年から国家試験となり試験問題も難しくなりましたが
依然として、定年退職後に 特認申請という無試験で行政書士の資格を取得して
年額7万ぐらいを収めて登録して、お小遣い稼ぎや
定年後に無職では格好が悪いので、人前では上着にバッチを付けたい、肩書きが欲しい
などで無試験で取得している人も多いのも事実です。
高齢者の中には、いまだに「公務員で退職したら無試験で買う国家資格」 と思い込んでる人もいました。

ちょっと詳しい依頼者の中には、同じ単純依頼案件なら弁護士や司法書士よりも安いから利用する。
また、行政書士なら法律に基づいて行政との示談交渉や、行政に対して要望など交渉してくれる
と思ったと言う勘違い相談もありました。