現在高校２年で進路について迷ってます 私の将来の夢はﾌﾟﾛのｽﾎﾟｰﾂﾁｰﾑのｱｽﾚﾃｨｯｸﾄﾚｰﾅｰ…

Question

現在高校２年で進路について迷ってます

私の将来の夢はﾌﾟﾛのｽﾎﾟｰﾂﾁｰﾑのｱｽﾚﾃｨｯｸﾄﾚｰﾅｰになることです

１，そのためにどこの大学、学科に行けばより夢に近づけるでしょうか？お勧めを参考までに教えて下さい

２，また日本で認定資格（AT）をとるのか海外で国家資格をとるのはどちらがいいんでしょうか？

３，もし日本で認定資格（AT）を取るなら所定の単位を取れば取得できる大学がいいですよね？でもその大学に行きながら他の柔道整復師や鍼灸師の資格も取りたいのですが、、、たくさん勉強すれば可能ですか？

より詳しく教えていただけると嬉しいです

補足

あまり頭が良くないので早稲田大学とかは無理だと思います、、、(涙)

Answer 1

アスレチックトレーナーと限定しているので、その点をお話しします。

１．ATについては、現在、日本体育協会の認定している学校で、所定の単位をとるのが最も近道になっています。
もし推薦してくれる団体があっても、数年待ちとの話です。ATの受験資格が得られる専門学校・大学はATの認定校は以下の通りです。
http://www.japan-sports.or.jp/coach/qualification/linkCourse.html
ATの認定校には、共通科目コース（Ⅰ＋Ⅱ＋Ⅲ）、専門科目コースの認定がそれぞれあります。共通科目しか認定を受けていない学校もあるので注意しましょう。
ATの資格取得については、まず、その共通科目コース、専門科目コース両方の認定を受けている学校で、全て取得したうえで、さらに試験があります。ですから、３．で挙げたように、「学校で単位を取れば取得できる」という大学はありません。
ちなみに、この資格、受講開始年度を含め共通科目理論試験及び専門科目理論試験合格を5年以内に終了し、専門科目総合実技試験は専門科目理論試験に合格した後、受講有効期限に関わらず2回受験することができるが、期限内に共通科目及び専門科目の全てを修了しない場合は、その時点で受講者としての権利がすべて喪失します。（再度講義からから受け直すことになるのです。）
ただし、ATの試験の合格率は、どの学校でも関係なく大変低いです。よって、現役で取るのは非常に難しいです。また、受講自体ハードなため、脱落する人が多いのが現実です。
あと、資格はあるにはこしたことはありませんが、資格とは、それをやってもいいという資格であって、あるからできるという証明ではありません。よって、実践力がなければ、資格があっても仕事はないでしょう。
後は、チャンスをつかむ努力も必要です。トレーナーに限らず、スポーツ関係のプロ（それを仕事としている）はとても狭き門です。

２．今後、日本のナショナルチームに帯同する際には「アスレチックトレーナー」（日本体育協会の認定資格）（AT）の資格が必要になるといわれていますし、プロ野球球団で活躍するトレーナーも資格取得をすすめられているそうです。サッカーなど日本代表などはすでに医療資格（理学療法士や柔道整復師、鍼灸師など）とAT資格者となっています。プロ相手にするのであれば、ATは必要かもしれません。海外の資格については、その国の国家資格のため、どこまで認められるかは不明です。逆に、ATがなく、トレーナーの資格がなくても、個人的なプロ選手との契約の場合、医師、理学療法士・柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師などの資格のみで（ATの資格などが無くても）、プロ選手と契約している人もいます。ですから、１．にも書いたように、資格だけでなく、チャンスをつかむ努力なども重要です。

３．また、プロにしてもそれ以外を対象にするにしても、スポーツトレーナーの仕事対象は「人」であり、いざというとき重大な責任が伴います。軽率な行動や知識不足は、相手の身体を傷つけかねないというリスクを含んでいます。そこで日本では、医師、理学療法士、柔道整復師あるいは鍼灸師、按摩・マッサージ・指圧師などの「人の身体に触れてケアできる国家資格」を持っている人が多いです。
ですから、これらから考えられるもっともよい方法は、医師、理学療法士、柔道整復師あるいは鍼灸・按摩・マッサージ・指圧師などの「人の身体に触れてケアできる国家資格」を取ったうえで、さらにスポーツドクターやATなどの資格を取ることです。
学校もそのような傾向から、鍼灸師or柔道整復師＋ATなどの受験資格が得られる大学や専門学校を作っています。そのような学校に行けば可能ですが、日本でもまだ数校のはずです。
質問者様もこのような学校を考えているのでしょうが、このような学校は、国家試験の勉強とATの勉強と両方取らなくてはいけません。入学後、受講の大変さと合格率の悪さに挫折する人が何人もいることを知っています。それでも、合格者はゼロではないので、がんばってくださいとしか、言いようがありません。

どちらにしても、もし目指されるのであれば、がんばってください。