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調香師に関してです

調香師に関してです高2女子です。 進路について考え悩んでいます。 私は香りについて興味をもっていて、もっと学びたいとも思っています。 そこで調香師という仕事の存在を知ったのですが、私は春になると とてもひどい花粉症に悩まされます。その時期は調香について学ぶことも できないし、仕事も務まらないと思います。できる限りの対策はしたい のですが、現役で活躍されてる調香師の方などにはやはり花粉症の 方はいないのかなぁ、無理なのだろうかなどと考えて、調香師になろうか ならないか迷っています。 知人などに調香師の方がいらっしゃる方、ご自身が調香師をやっている方、 もしくは嗅覚を使う職業に就いてる方がいたら回答よろしくお願いします。

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    調香師と言っても人間ですから、風邪を引く時もあります。定期的に花粉症になるという事が分かっているのなら、事前にアンチヒスタミンなどのアレルギー予防薬をとって症状が出るのを予防する事が可能だと思います。(予防に勝る治療薬はありません。)声楽家がのどをいたわるように、香りに携わる仕事をしてる人間も、プロとしての自己管理が非常に大切です。これはどんな仕事をしている人間も同じだと思います。 余談になりますが、調香師になるには嗅覚が人並外れてよくなければならない、という先入観を持っている方が沢山いらっしゃいますが、調香師になるには“嗅覚”という感覚器官以上に“香り”そのものを脳でどう処理するかという技術の方が必要になってきます。 解り易く言えば、ゆず、ライム、レモン、グレープフルーツ、オレンジ、みかんのにおいを八百屋さんで嗅いでみたとして、柑橘系の香りであるがそれぞれに違いがある、という他にどのように香りの違いを表現出来ますか? これは“嗅覚”ではなく、“香り”そのものが持つ情報を脳がどのように処理しているかという事なのです。こちらはさわやかな苦みがある香り、これはすこし花のような甘みがある、こちらは透明感がある、これはさっぱりしている、など香りを理解するにはトレーニングが必要です。その為には鋭い観察力や分析力、記憶力、想像力や芸術的表現力、そして徹底した集中力や忍耐力、細部に対しての異常なほどの執着心などが必要になってきます。 つまり、嗅覚が人並みであってもこうした技術は経験やトレーニングを重ねて得る事が出来ますが、例えば忍耐力がある人間かどうか、分析力が優れているかなどという事はその人の性質ですから、ここから調香師という職業が合っているかどうか考える上で嗅覚以上に大切な要素になってきます。もちろん香りに対してどれだけ情熱を持っているかということは、問うまでもありません。トレーニングは言わば伝統的な職人が親方のもとで修行するようなものです。 語学力も非常に大切です。香水、調香や香料に関する文献は断然フランス語か英語で出版されていますし、日常フランス語/英語使います(日本で働くならいらないかもしれませんが)。沢山の薬品を取り扱いますから、化学に対して興味があるという事ももちろん重要です。 香りに興味を持っている事は素晴しい事だと思いますし、ぜひその興味を追求してほしいと思いますが、鼻が良いか悪いかのみで決めれる職業ではない、という事を参考にして下さい。私としては、大変ながらも非常にやりがいのある仕事だと思っています。

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