解決済み
土地を持っていないなら、畜産はやめた方がいいと思います。 かつてのように国内畜産物が、強力な輸入障壁によって安い海外産畜産物から守られていた時代ならまだしも、牛肉も豚肉も輸入がほとんど自由にできるようになった現在、廃業する畜産農家ばかりです。 新規参入できるのは、商社などの資本がバックについた組織ぐらいなものではないでしょうか? 国内有数の酪農地帯である北海道東部では、破産したり自殺、離婚や一家離散といった末路を辿る農家も少なくないようです。 今後はさらなる農産物取引の自由化が進み、離農する人がますます増えるでしょう。 それは、新規参入者にとっては土地を借りられるチャンスかもしれませんが、それなりの資本が必要です。 一日たりとも家畜の世話を欠かせない畜産業は、休みの取れない厳しい産業です。 国内の畜産物価格も低迷していて、そんな過酷な労働に見合う収入はなかなか得られません。 再び国際的に飼料価格が高騰する兆しも出てきているので、今から畜産をはじめるには、相当な額の資金が必要です。 酪農も、養豚も肉牛飼育も、これからは合理化と機械化、大規模化が徹底的に進んだ養鶏産業のように、装置産業化していかないと生き残れないのかもしれません。 お金も土地もないのにこれから個人で畜産なんて、私だったらそんな火中の栗を拾うようなマネはとてもできません。 他業種への就職をおすすめします。 どうしても畜産にかかわる仕事をしたいなら、大手商社の畜産物を扱う部門を狙ってみてはいかがですか? 大資本を裏付けに最新技術や最新のビジネスモデルを導入した畜産事業に関われるかもしれません。
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