ＦＰ技能士と金融（信金・銀行）について質問

Question

ＦＰ技能士と金融（信金・銀行）について質問私は就職活動にて信用金庫に内定を頂きました。

そして、そこで入庫までに何かしておいた方がいいことはあるかと訪ねたときに、
いくつか資格の勉強をしておいたらいいかもと言われ、その中にＦＰ技能士がありました。

そのため、今日本屋さんに行ってきたのですが、
ＦＰ技能士の試験は学科と実技があり、しかも実技については

3級なら「個人資産相談業務」と「保険顧客資産相談業務」
2級なら「個人資産相談業務」、「中小事業主資産相談業務」、「生保顧客資産相談業務」、「損保顧客資産相談業務」、「資産設計提案業務」

…から、それぞれ１つ選択とありました。

これは、本当に好きな方を選べばいいのでしょうか？
それとも、信金の仕事をするならこっち、というものがあるのでしょうか？
それとも、信金や銀行のような金融業は、どれかと言わず全部持っているべきなのでしょうか？

わかる方いらっしゃれば教えてほしいです。

Answer 1

こんにちは。

FP技能士資格についてですが・・・
金融機関にお勤め予定でしたら、もっておいて損はない資格ですよ。
会社によっては取得推奨していて、報奨金がでるところもあります＾＾

ちなみに２級は、たしか２年以上の実務経験、もしくは３級取得者でないと受験資格がありませんので、質問者様の場合は３級からのチャレンジになります。

さて、実技の選択科目ですが・・・
保険会社勤務の方は「保険顧客資産相談業務」を選ばれる方が多いかと思いますが、金融系の方は「個人資産相談業務」のほうがよろしいかと思います。

その流れで進むと、２級も「個人資産相談業務」を選択になりますね。もちろん変えてもいいのですが、勉強する内容が重複するように同じ科目を選択したほうが、簡単です。

ＦＰ技能士の試験については、「きんざい」主催と「ＦＰ協会」主催があり、合格すればどちらでも同じ「ＦＰ技能士」になれます。
難易度は同じ、合格ラインも同じです。もちろん主催者が違うので、出題される問題は違いますが。

私はＦＰ協会のほうを選びましたので、「資産設計提案業務」が選択になりました。（個人資産相談業務は、たしかきんざい主催の選択科目だったはずなので、選べません。）
理由は・・・２級に合格したあとＡＦＰ登録の手続きが楽だと聞いたからです。
ただ、きんざい主催のほうが、受験会場が多く受験は便利です。

資格は「持っているべき」というより、その知識を取得し実務に役立てることが大切です。
どちらかというと、「広く浅く」知識を必要とする資格なので、自分の担当業務以外でも幅を広げて顧客と対話できるような知識が身に付きます。
資格取得することによって、「なんとなくわかっている」のではなく、「一定の知識は有している」公的な証明になります。
ＦＰ技能士は、２、３級ともに独学で短期間一発取得もできるものです。私も独学でした。
ぜひがんばってくださいね！

Answer 2

正直、どちらでもよいかなという印象です。
書類にもFP2級（AFP含む）合格という表現になってくると思うので、合格している事実が重要です。
どの分野で合格したかの記載は求められていないですし、実際どの分野を選ぼうともある程度のベースはできているので分野は問わないと思います。
実技は確か１つしか選べないと思います。
自分が興味ある分野で十分です。後はベースとなる知識はどの分野（保険や税金・不動産等）でも部署によって使い方は異なってきますが、使いはするのでそれはきちんと覚えてください。

Answer 3

試験に合格するためには、「好きな方を選んで確実な合格に徹する」のが一番です。内定が出ているわけですから、ここから３級の「保険顧客資産相談業務」を採ったところで内定取り消しになろうわけないです。

が、内定先の信金に進む気であるなら、将来の予習と思って取り組むぶんには「個人資産相談業務」の方が有意義であり、また本筋であることは疑いなく確かです。

なお実技試験は選択の一種しか受けられず、逆にその一種に受からないと検定資格が認定されない性格のものです。

質問者さんが総合職採用として幅広い実務知識の修得を図っていくうえでは、実技試験それぞれの内容を掘り下げていくのでなく、３級から２級といち早く合格させた後、日本ＦＰ協会が実施するＣＦＰ試験全６科目への合格を図られることだと思います。

メガバンク在職者でも手こずる難易度です。信金の場合も「敬遠するよりチャレンジを」と上司から背中を押される可能性大です・・・（苦笑）