まず、幼稚園2種を取得した出身大学・短大の課程認定を確認してください。具体的には「学力に関する証明書(小学校用・教員免許状申請用単位修得証明書を兼ねているもの)」を出身大学・短大から取り寄せてください。課程認定に「小学校」とあれば、出身大学・大学で修得した幼稚園2種に必要な科目の大部分が使えますが、最終学歴が短大で小学校1種を希望する場合、卒業しなければなりません。この場合、幼稚園も1種にするといいと思います。 なお、小学校の課程認定がない場合、必要な科目をすべて修得した上で、最終学歴が短大でかつ、小学校1種を希望する場合、通常の3年次編入学と同じになります(最終学歴が短大で小学校2種を希望する場合、免許状のみのコース[大学により、名称が異なる]に入学することも可能です)。 小学校免許に必要な単位は次の通りです。 ◆小学校1種 教職41単位、教科8単位、教職または教科10単位 ◆小学校2種 教職31単位、教科4単位、教職または教科2単位 教科に関する専門科目ですが、幼稚園では国語・算数・生活・音楽・図画工作・体育からという指定がありましたが、小学校では9教科から選択することになります。小学校1種は取得する方の多くは9教科を満遍なく選択しているようです。これは小学校1種の教職または教科10単位をすべて、教科に関する専門科目に充てることで選択科目に悩む必要がなくなるからです。また、各教科の指導法は小学校1種を希望する方の多くは9教科の指導法をすべて履修します。しかし、教科専門科目の方は履修していないのでは都合が悪いため、指導法と教科はセットで履修した方がいいです。 保育内容の指導法の一部が小学校の各教科の指導法に流用できるかどうかは、小学校の課程認定があることを前提に都道府県教育委員会に確認を取ってください。小学校の課程認定がない場合、すべて取り直しになります。
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