海上自衛隊航空学生について

Question

海上自衛隊航空学生について航空学生ＯＢ・受験経験者様に質問です。海上自衛隊航空学生について
こんにちわ、将来の進路の事について質問させてください。

自分は第６８期海上自衛隊航空学生を進路の一つとして、
今悩んでいる高３男子です。

早速一つ目の質問なのですが、
海上自衛隊航空学生は11月初旬に２次合格発表です。
空は翌年の１月に合発なのですが、そこに”海”とも書いてありました。

成績上位者から意向調査書が来て、
それをもって合格内定が決定することは知っています。
もし調査書が来て、それに同意をしたとしても、最終的に内定が決まるのは、
１月なのですか？１１月に受かっても、最終で落とされることはあるのですか？
ちなみに一般曹候補生は１１月の合発で合格内定ですよね？？

二つ目の質問です。
海上自衛隊のパイロットの醍醐味は何ですか？
航空自衛隊のパイロットは戦闘機など華々しいものがありますが、
自分は海自航空学生を目指しているの身も関わらず、
少々、海自パイロットと空自パイロットを比べてしまいます。

「海自操縦士のここが良い」と言う点などがありましたら、
教えてください。

あと受験に際してアドバイスなどがございましたら、
どんな些細な事でもいいので教えてください。
どうぞよろしくお願いします。

Answer 1

一つ目について。
その通りで最終決定は１月。
一般曹候補も１１月で内定で後日最終結果が出ます。

２つめについて。
チームワークで飛ばすことでしょう。
海自の航空機の大部分は固定翼回転翼ともに潜水艦を探知及び海域の哨戒を行う航空機です。
共に数人のチームで航空機に乗り任務を行います。
そのためチームワークがキーポイントになってきます。

そのへんが空自にはないやりがいではないでしょうか？
空自の戦闘機は基本単座ですからね。まあ編隊内でのチームワークはありますが、海自は同じ機に皆乗ってますのでチーム感が強いです。

Answer 2

海上自衛隊にはＵＳ－１Ａ（２）という救難飛行艇があります。
４発プロペラ（５発エンジン）の世界有数の大型飛行艇です。

山口県岩国市にある３１航空群７１航空隊が所属の航空機ですが、常時神奈川県の厚木基地に１機を常駐させています。
小笠原諸島などヘリコプター機では航続距離の関係で急病人や怪我人の搬送ができないため、厚木に１機常駐させその対処を実施しています。

海に囲まれた日本国では、このＵＳ－１Ａ（２）はヘリでは届かない場所、海面で救難活動できる最後の砦です。
今までに多くの要救助者の命を救っています。

航空自衛隊の戦闘機パイロットのような華々しいものとは違いますが、魅力のある仕事だと思います。

Answer 3

「空へ―救いの翼 RESCUE WINGS― : 角川映画」
（参照）
http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/sora_sukuinotsubasa/
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD13698/
という映画があります。
最近CS放送
http://www.nihon-eiga.com/prog/002573_000.html
で見ました。

この映画は、航空自衛隊（小松基地の小松航空救難団）の救難ヘリパイロットが主人公として登場しますが、その主人公の女性パイロットが凛々しい（カッコいい）です。
映画の中には、海上自衛隊の護衛艦やヘリも登場します。空自（救難）ヘリが、海自・護衛艦に着艦するシーンもあります。

海上自衛隊にも、鹿屋航空基地
（参照）
http://www.mod.go.jp/msdf/kanoya/
のような陸上の基地もありますので、
「ヘリパイロット」だけでなく、「双発機のパイロット」という道もあると思います。

海上自衛隊でも、パイロットとしてのやりがいはあると思いますよ。
（部外者ですが、そう思います。）

基地際や隊内生活体験などのイベント
（例）
http://www.mod.go.jp/msdf/kanoya/info/event/index.html
もあるようですから、
可能なようでしたら、近くの航空基地のイベントに行ってみるのも良いのではないでしょうか？
良い動機付けになると思います。