レーザー加工機そのものを使用する際には、高圧ガス製造保安責任者免状は必要はありません。 レーザー加工機に使用するガスをどのように作り出すかによって、製造保安責任者免状が必要になる場合もあります。 レーザー加工機には窒素を使用することが多いので、コールド・エバポレータ(CE)という液化窒素を貯蔵し、気化器で液化窒素を気化させる設備を持つか、LGCという小型の液化窒素の入った容器をもって液化窒素を気化させるだけでは、法令上は製造保安責任者免状は必要はありません。 どうしてもというのであれば、製造保安責任者免状の中で一番簡単な丙種化学(特別)くらいをとっておけば、免状がどうしても必要なときには十分です。丙種化学(液石)は、液化石油ガス(LPガス)関係の事業所向け、乙種はコンビナート事業所の保安主任者向け、甲種はコンビナート事業所の保安技術管理者向けです。 またレーザー加工機とは関係がないですが、高圧ガス製造保安責任者免状で「冷凍機械」という種類もあります。参考までにどのような資格なのか説明します。 冷凍機械責任者免状(1冷~3冷)は、冷凍能力に応じた冷凍機の運転をする際に必要な資格で、300トン以上の冷凍能力の冷凍機の運転には1冷(第1種冷凍機械)、100トン以上~300トン未満の冷凍機には1冷または2冷(第2種冷凍機械)、100トン未満の冷凍機には1冷または2冷または3冷(第3種冷凍機械)のいずれかの資格が必要ですが、最近はユニット型といい資格が無くても運転ができる冷凍機が多く出回っているので、冷凍の資格はほとんど必要ありません。
レーザ加工機を使うだけでしたら、ガス製造に関する資格は必要ありません。 現在は国家資格というものは存在しないため、財団法人光産業技術振興協会 が定めている「レーザ機器取扱技術者試験」で認定を受けるとよいでしょう。 しかし、必ずしも守られているかと言えばそうではありません。 JIS C 6802では、レーザ機器取扱いに際する危険に対し、使用者の危険予防 手段が定められていますが、訓練が必要としているのみだからです。 その他JISでは、資格以外の要件も、運用上の指針として、リモートインターロック コネクタや、鍵による制御、警告標識、目の保護などが、定められています。 レーザ加工機の危険度のクラス分けは何ですか?これにより対策が違います。 製造業者に確認してください。たぶん、最も危険なクラス4だとは思いますが・・・
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