解決済み
カラーコーディネーターに関する質問です 標準イルミナントについて通信教材を使って勉強しています 標準イルミナントA,D65 補助標準イルミナントD50,D55,D75,C についてテキストでは相関色温度の値と一言説明が書いてあります イルミナントについて こういう時にこうやって使うなど具体的に知りたいので回答をお願いします カラーを勉強している理由として将来、建築系の職業の基礎知識として役立つかなと思ったからです もし具体的な知識は必要なく説明だけできればいいのであればそのように仰いください よろしくお願いします
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建築系ご職業ならば、建材の測色、室内照明、屋外照明などを考えるにあたり、標準イルミナントの知識は大切ですね。 例えば、壁紙の色を測色する時に、いくつかの色を同一の照明下で比べなければ、正しい色差は測定できません。 そこで、様々な物の色を 全世界共通の光のもとで測定するため、CIE(国際照明委員会)が1931年に「標準の光」を規定しました。これが『標準イルミナント』です。 (注:ただしこれは、あくまでも理想の「分光分布」で、実在の光ではありません。) ☆JISが採用している標準イルミナント☆ ・標準イルミナントA・・・・・ 白熱電球を代表する分光分布。 白熱電球の下で見る物体の色を測色するために定められた。右上がりの分光分布で、長波長域の光を多く含む。相関色温度は2856ケルビン。 (*標準イルミナントAをできるだけ忠実に実現化した光源(照明器具)を「標準光源A」という。いわゆる電球のこと。) ・標準イルミナントD65・・・ 自然昼光を代表する分光分布。 紫外線も多く含んでいるので、蛍光色や蛍光物質を含んだ物体の測色に適している。相関色温度は約6504ケルビン。D65の65の数字は相関色温度の上2桁を表す。 (*標準イルミナントD65を忠実に実現化した標準光源はないが、近似した光源で代用した「常用光源D65」が測色に使用されている。) ☆補助標準イルミナント☆ (国際標準(ISO-CIE標準)が補助標準の光として定める。) ・補助標準イルミナントC・・・ 相関色温度が約6800ケルビンの平均昼光。北半球では北窓からの昼光を代表する。以前は標準イルミナントとされていたが、信頼性に乏しいのでその地位を失った。しかし、最近室内での昼光として見直される動きもある。 ・補助標準イルミナントD50・・・ ・補助標準イルミナントD55・・・ ・補助標準イルミナントD75・・・ Dの50,55,75は、その光の相関色温度の上2桁を表している。例えばD50ならば相関色温度が5000ケルビンという意味。DはDaylight(昼光)と示すとの説もある。 長くなりました。<こういう時に使う具体例>ではあまりなかったかもしれませんね。m(_ _)m しかし、自分の家を建てるだけでも、必ず色を選ぶ場面があり、その時に、きちんと知識を持っていないと曖昧に選んでしまい、結果 イメージと違う部屋、建物になってしまうことになりかねません。 そのために、プロは知識を持っていなければならないと思います。。。
なるほど:3
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