行政書士や税理士の資格を取得するのって大卒じゃないと厳しいですか?

Question

行政書士や税理士の資格を取得するのって大卒じゃないと厳しいですか?

Answer 1

まず税理士のお話です。

現実問題、現役試験組税理士の最終学歴は専門学校ってパターンが非常に多いです。
もちろん大学に行っている受験生もいます。

しかし大学だけではまず試験に受からないですね。

なので大学組は並行で専門学校の社会人講座なんかを受けています。
資格取得後の学歴コンプレックスに陥りたくなければ大学＋専門ですが、
学歴でなにいわれようが関係ないよって言える人は、専門一本が一番近道です。

しかし司法書士や弁護士・公認会計士など難易度が税理士に比べ高い資格になってくると、
弁護士のように大学一本推奨。司法書士や会計士のように大学と専門の並行推奨になってきます。

次に行政書士のお話です。

行政書士に関しては高校生でも取得者がいますので、大学でなくとも大丈夫です。
専門学校で見てもらえれば、行政書士や社会保険労務士などの難易度なら普通にうかるでしょう。

最後に、学歴と資格についてのお話です。

大学とは「学歴」をとりに行く所で、専門学校とは「資格」をとりに行く所です。

現に東大卒が旧司法試験に落ちてるなか、予備試験上がりの中卒で専門通いのおっさんが一発合格したなんて話は調べればごろごろ出てきます。

法律系・税務系・会計系の資格は独立業が多いですので、大学に出たから安泰という一般常識は到底通じません。

最近大学に上がったからと安心し、試験を舐めきった大学生が税理士試験に落ち、結局卒業後専門に・・・
というルートが目立ちます。