金融、とくに地方銀行に就職したいと思っています。 地銀は地元の人優先ということ話をよく聞きます。

Question

金融、とくに地方銀行に就職したいと思っています。

地銀は地元の人優先ということ話をよく聞きます。
実家のある県、または大学の所在地の県の地銀でないと採用の見込みはないでしょうか…？
実際の所、地元も大学も他県の人はいるんですか？

東北地方にいます。
大学の所在地のある県、実家のある県以外の４県は旅行で行ったことある県もありますが、行ったこともない県もあります。

もちろん金融以外も考えてますが、金融が第一志望のため質問しました。

Answer 1

まるっきり、縁もゆかりもない地方銀行に応募となると、人事の立場で考えると「この子本気かな？」と身構えてしまいます。内定出しても、より有利なところから内定が出ればさっさと辞退してしまうという危険性が伴うからです。
ただし、たとえば自分の出身・現在居住している県の隣接県とか、支店が何店舗かあるということなら全然問題ないと思いますよ。要は、あなたが、面接のときちゃんと応対できる「大義名分」を用意できるかどうかです。

私の知っている範囲で言うと(ただし、口からでまかせはいけませんよ。何度も面接しているとすぐ見抜かれます。)、「結婚を前提に考えている彼女が○×県出身のため、同県の第一地銀である○×銀行を志望した」とか、「休暇のたびに各県を旅行するのが趣味だが、○×県の風土が一番気に入っている。できれば一生かかわっていきたいと思って○×銀行を志望した」とか。

ちなみに、西日本の例で言うと、岡山県(中国地方)の地銀である中国銀行で今春一番入行者数が多かった大学(学部)は、地元の国立の岡山大学経済学部ではなく、隣県(四国地方)の香川大学経済学部でした。もちろん岡山県出身者が多いですが、銀行としての規模や安定性・将来性を考えて地元香川県の地銀ではなくこちらに入行した人もいるようです。同行で香川大出身の重役が多いとか、香川県内にも支店を十数店舗を持っているという事情もありますが。

Answer 2

たしかに地方銀行には、地元出身の方やその地方にある大学出身の方が多いとは思います。ですがそれは、銀行側が優先して採用しているという訳ではなく、応募してくる絶対量が多いため、そうなっているだけです。そんなことは気にせずに、行きたい銀行に入れるよう就職活動を頑張って下さい。