4年制の“応用課程“からは、大学院へ進学可能です。応用課程設置時の1期生から進学の実績があります。 2年制の“専門課程“からは、大学3年次(または2年次)への編入学は文部科学省が認めていません。これは、大学の編入は校種等の違う学校・大学校から”編入学”はできないとの考え方によるものです。 大学院への”入学”は、大学院ごとに入学者を選別できるので、”大学学部卒業者と同等以上の学力がある者”とその大学院が認定すれば入学が可能です。しかし、大学への編入学は、ある大学から他の大学へ移ることですがら、すでに大学に入学していた者以外は法令の定め(短大卒業者、高等専門学校卒業者、認定された専門学校専門課程修了者)がない限り、認められないというのが文部科学省の主張です。 ところが、今年になって県立職業能力開発大学校を持つ県から大学への編入学を特区で認めるように申請があり、その結果、全国レベルで規制を見直す方向性が政府から出されています。
なるほど:3
職業能力開発大学校は、職業能力開発促進法という法律に則って設置されている「職業能力開発機関」であり、学校教育法に基づいて設置されている「教育機関」ではありません。 ですから、卒業しても、「学士」の学位は取得できないのです。 しかしながら、一部の職業能力開発機関側から、個別に各大学に授業カリキュラム等詳細な資料を提供し、大学教授会などで内容精査のうえ、この履修内容(2年間の専門課程)を修了したならば本大学〇〇学部△△科3年次へ編入学を認めても良いという申し合わせをし、編入学受け入れを行っていた事例もありました。 しかし、学校教育法を所管する文部科学省から、「上記のとおりの根拠法律・設置目的が異なるからそれはまかりならん、言うことを聞かないと大学補助金をカットする」、という強硬な指導が各大学に対して行われ、全ての大学が編入学受け入れを取りやめた経緯があります。 このことについては、そもそも、平成4年の時点で既に文部科学省から通知が出ていますが、これが忘れ去られ、なしくずしに各大学での編入学受け入れが多くなってきたため、平成20年に改めて同省から強力な指導が行われたものです。 従って、現在では、事実上、職業能力開発大学校から大学への編入学はあり得ません。 また、大学院については、これは文部科学省もそこまで目くじらを立てていません(というか、「大学編入学」についてのルールについては、学校教育法上明確に定められているのに対し、「大学院進学」についてのルールはそれがないのです)ので、可能性としては職業能力開発大学校から各大学大学院へ「進学」することが可能です。この判断は各大学の個別の判断になります。 <追記> 職業能力開発総合大学校については、これも、職業能力開発機関ではありますが、「独立行政法人大学評価・学位授与機構」により大学卒業と同等という公式認定を受けているため、長期課程(4年間)を卒業しますと、「学士」の学位を取得することができます。 長期課程修了後、研究課程に進学し修了しますと、「修士」の学位を取得することができます。 職業能力開発大学校は2年間の専門課程とその後の2年間の応用課程という2+2=4年間という修業年限ですが、この専門課程修了後、職業能力開発総合大学校長期課程3年次に編入学することは可能です。 <再追記> 細かいことで恐縮ですが、県立の職業能力開発大学校というものは、現時点で存在しません。現存する職業能力開発大学校は全て独立行政法人雇用・能力開発機構の設置運営です。 都道府県立では、職業能力開発短期大学校はあります。応用課程2年間だけの校です。以前から職業能力開発短期大学校の校長会で一般大学への編入学受け入れを認めてもらいたいという主張が出ており、厚生労働省経由で申し出、文部科学省から門前払いされていたことは承知しています。 しかし、いずれにせよ、職業能力開発短期大学校を持つ県は10県ほどしかありませんので、全国規模で見直しという政府方針が出ることは??? この件については、それ以上ちょっとわかりません。
編入は出来ないと思います ですが大学院は大学が認めれば高卒でも入学できますよ
< 自分のペースで、シフト自由に働ける >
パート・アルバイト(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る