解決済み
半自動溶接機について、サイリスタ制御とインバータ制御の違いを教えて下さい。
大変解りやすい説明ありがとうございました。 ダイオードについてと、何故デジタルインバータだと細かい制御ができるのかを教えて貰えないでしょうか。
21,409閲覧
1人がこの質問に共感しました
3相200Vの交流電流を直流に変える(整流する)方式の違いです。 簡単に言うとサイリスタ制御は、ダイオードにサイリスタ(3端子の半導体)を組み合わせて直流に変換して使用します。 一方、インバータ制御は、一旦整流した直流電流を再度周波数を細かく変換して交流に戻します、そして再び直流に整流してより細かい電流を作ります。 周波数が細かい為、蛍光灯だとよく分りますが、インバータでは、ちらつきがなくなり省エネです。 その為溶接機ならば、インバータ制御の方が安定した電流出力が可能で、細かい制御が出来ます。 当然デジタルインバータなら、さらに細かく精密な制御が出来ます。 補足に対して回答します 電気が専門ではないため、あまり詳しくは説明出来ませんが、一応自分が使った言葉なので少しだけ・・・ ダイオードは電流を一定方向にしか流さない電子素子で、これにより交流電流を直流に変換出切ると聞いた覚えが有ります。 又デジタルだと何故細かい制御が出来るのか、についてもちょっと回路の原理的な部分は自分には説明出来ないのですが、デジタルの方が高速で精密に、広範囲に渡って安定して制御できるとは聞いています。 結果系から専門分野の溶接の方で考えると、アーク現象の挙動単位は0.01µs単位で行われます。 波形制御だけで考えても、0.01ms単位では制御したい所で、この為には電圧の帰り値に対する応答性・制御速度が絶対的な要素になります。 現実にはモーターの応答速度や、制御プロセスの作られ方等が絡みますので、ここまで精密なワイヤ、出力、波形の制御が出来ているのか分りませんが、応答速度と演算処理速度が速ければ速いほど有利なのは確かなので、溶接品質で考えればデジタルの方が有利なのだろうと思います。
なるほど:2
サイリスタの方が構造が単純で、耐久性があります。 インバータのメリットは反応の速さと小型化。 ロボットなどを用いた自動制御に向いています。
なるほど:1
< 質問に関する求人 >
溶接(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る