解決済み
整体治療院、○○整体学校など最近目にしますが、柔道整腹師、マッサージ師等と、どのような違いがあるのでしょうか?また、将来性、個人開業での成功性についておしえてください。「医療」と学校名についたある学校があるのですが、整体とは医療行為にあたるのでしょうか?(整体学校で‘医療’を名乗っているのは調べた限りこの学校のみ)また、電話で問い合わせた際に、早い人で9ヵ月で卒業できると聞いたのですが、医療行為にあたるのであれば、無知識の者がはたして9ヵ月で卒業とは疑問に思うのですが。
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整体学院等は、鍼灸、柔道整復等の学校とは異なり、専門学校ではありません。いわゆるスクールと呼ばれる私塾の形態が多いです。違いは、整体は、公的な資格ではないということ。法律がないので、特に資格も要りません。学校や講師になる要件や法律も全くないので、個人が、学校をしようと思えば、今日からでもできる状況です。で、それらしきものを教えて、資格らしきもの(特になくてもいいので協会等の名前で発行。ちなみに協会も作ろうと思えば1日でできます。規制も何もないので。)の認定証や資格証をくれます。この教育業界は、全く規制がないので、通信教育でも、1週間でも、3カ月でも9カ月でも1年でも4年でもどれを作ろうが作った人の勝手です。当然、短期間で教えてもらっても身に着くのはわずかですし、いいことばかり言っているところは、リスク教育が不十分で、事故につながります。 整体やカイロの業界は療術と呼ばれる行為で、それそのものは、営業できますが、事故が起こると、療術行為そのものではなくなり、医師法違反や、傷害罪などで検挙されることが多いです。 また、名称ですが、スクールに医療の文字が付いていても、実際に施術院は、医療の用語は使えません。スクールだからつけれるのです。整体は、医療行為ではありません。医療類似行為とよばれる行為で、資格のないその他の療術と呼ばれるものになります。たとえて言うなら、民間療法ですから、やけどしたからアロエはっといたというのと同じたぐいです。 基本的にこういったスクールの資格証はその団体でしか通用しません。そのため、殆どの場合、一般のまともな就職は難しいです。あるとすれば、無資格マッサージ等の人手だけがほしい業界です。それもほとんどは歩合制です。(会社にリスクがないのです)もしくは、スクールの運営するグループなどで就職する場合があります。独立開業を高く標榜しているのは、独立開業でしか進路がほとんどないからです。 整体の開業成功率は低いと思います。開業するものは多いのですが、廃業する数が異常に多いのです。 ただし、一部に成功率の高い領域もあります。それは無資格マッサージです。完全に違法行為ですが、正規のマッサージ行為との区別が難しいため検挙されにくく、最近はやりたい放題の感が強いです。この辺は、法治国家とは思えないほどひどい状況です。ただし、やはり、事故が多く、国家資格者の業界内ではずっと問題視され、対策などが行われています。
なるほど:1
電話までしているということは、マッサージ師になりたいのですか? <整体・カイロ> 整体師になるとしたら医療行為を謳ってはいけません。 学校名と、生徒が医療行為を謳えるかどうかは別問題ですね。 そもそも整体に資格などないので、整体師になるなら学校に行かなくてもいいです。 整体や銭湯のマッサージでバイトをして、揉むのが上手くなったら開業するのでしょう。 将来性、個人開業 金銭面での失敗は少ないと思います。体ひとつで開業できますし。 後述のマッサージ師に比べ、学校に通う3年間の時間と、400万円の学費という出費がありません。 ただしあくまで無資格ですので、無免許運転というリスクはあります。 http://www.oomicure.com/mumenkyo.html 法的には、被害届が出ないと警察は動かないので捕まることはまず無いでしょう。 怖いもの知らずの高校生がネズミ取りを警戒しながらドライブする感覚で仕事をすることに。 さすがに整体師を薦める気にはなれません。 <柔道整復師> 骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷など、急性の怪我を健康保険を使い治療する資格です。 マッサージとは関係がありません。 将来性、個人開業 まず、学校に通うための3年間の生活費、学費が400万前後かかります。 開業時に低周波などの医療機器代がかかります。 将来性は悪くなるいっぽうです。 今年、来年と、柔道整復師の請求額を減らすための法改正がされていますし、 再来年以降もその傾向は続くでしょう。 <マッサージ師> あん摩マッサージ指圧師という資格です。 マッサージをすることが法的に可能です。 将来性、個人開業 学校に通うための3年間の生活費と学費が400万前後かかります。 その時間と金銭面を当然のことと捉えるか無駄と捉えるかですね。 資格を取らずに開業した整体師と立場は何も変わりません。 長所は、罪悪感がなくマッサージできることぐらい。法的、心情的に。 本気でこの業界で生きていきたいならぜひ取ってほしい資格ですが、 取っても得することがあるわけでもありません。 その他に <鍼灸師> 文字通り鍼灸をする資格 <理学療法士> 病院のスタッフ、医師の指示で患者に治療をする など医療関係の資格はいろいろあります。 どれか1つ国家資格を取り、それに合わせた治療を考えていきましょう。
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