解決済み
こんばんは。 私は現在高校三年生です。 音楽雑誌の編集者を目指しています。 編集者にも出版社でお仕事なさる方と そうでない方がいらっしゃると知りました。 私は、編集者は 紙面のデザインを任うデザイナーさんや 出来上がった原稿を刷るコピー会社がいて、 その人たちと会議を進めて 紙面を作っていって 校正などを編集者がして 写真や紙面デザイン、校正、 全て済んだものをまとめて 記事を作る仕事なのかなと 思っているのですが、 就職する時には したいことをもっと明確に具体的に しておかなければなと思います。 そこで、編集者という職の中に どんな分野があるのか 改めて調べたのですが、、 なかなか情報が見つからないので 最終手段として質問させて頂きました。 1.編集者という仕事の 細かい分野を教えてください。 2.編集者を経てフリーライターになる方、 いつ独立してフリーになろうと思うのでしょうか。 (これはよければお答え下さい。) 私の進学先などは触れず、 質問に答えて頂ければ光栄です。 長文・乱文失礼しました。 どうかよろしくお願いします。
回答ありがとうございます。 「編集」と「企画」の特徴と言いますか、 違いをよければ説明して頂きたいのですが。
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1.編集者の仕事について 主に「企画立案」、「ライター、カメラマン、デザイナーの手配」、「取材のアポイント取り(ライターが行う場合も多いです)」、「取材、および撮影現場への同行」、「誌面のレイアウト」、「執筆(小規模な出版社などは編集者自ら記事を書くことも多々あります)」、「原稿、写真のチェック」、「校正」といったところでしょうか。 ご指摘の通り、出版社には仕事ができる人もいれば、そうでない編集者もいます。そんな中でも優秀な編集者というのは企画力があり、それを実現できる行動力に長けていると思います。また、企画力はないけど外部スタッフを上手くフォローし、取材先とも良好な関係を築ける、コミュニケーション力に長けた編集者もいます。どちらかというと後者のタイプの編集者のほうが多いような気がしますが、編集長になるのは前者のタイプかもしれません。 2.いつ編集者を経てフリーライターになろうと思ったか? 私は編集プロダクション(以下、編プロ)でもともと編集兼ライターをしていたのですが、入社する前からフリーとして独立を考えていました。ちなみにそのことは編プロの社長にも伝えていました。同業の知り合いは何人かいますが、いずれも最初からフリーのライターとして将来やっていこうと思っていたそうです。ただし、出版社の編集からフリーライターへの転身は、編プロ→フリーライターに比べると少ないと思います。 ※補足、確認しました。 まずは企画について。雑誌のページは大きく分けると、毎号掲載される「連載記事」のページ、毎号内容が異なる「特集記事」のページがあります。いずれのページもどんな内容にするかは編集長や各編集者が参加する編集会議で決められます。 なかでも特集記事は毎号中身が異なるため、そのたびに「今回はどんな特集にするか?」と考えるわけです。そのため、編集会議の前に各自、企画案を用意しなければなりません。企画の中身はもともとの雑誌のコンセプト、旬なネタ、季節などさまざまな要素を考慮し、そのうえでに読者が食いつきそうな内容でなければいけません。それを編集長以下、編集部内で検討して決めるわけです。 ただし、自分で面白い企画がポンポンと浮かんでくる編集者はそうはいません。そこで、付き合いある外部のライターに「今度、次号の編集会議があるんだけど、なんか面白い企画ないですか?」と声をかけ、企画を提供してもらう編集者も多いですね。自分で考えた企画+ライターなどから集めた企画を持ち込んで編集会議にかける。このようなスタイルが多いと思います。 一方、編集ですが、こちらは編集会議で例えば、「P20~30ページの特集は○○」と具体的な特集内容が決まり、それに沿って取材を行ったとしますよね。それを雑誌の誌面で、どういう風に見せるかレイアウト(誌面の大まかなデザインを考える)を組みます。具体的にはカメラマンが撮影した画像をチェックし、どの場所にどの写真を載せるか、文章はどこに何文字くらいで入れるか、もしイラストや表、グラフを入れるならそれもどこに入れるか考えなくてはいけません。それをデザイナーに伝え、編集者のイメージに沿った形でちゃんとした誌面レイアウトを組んでもらいます。 この時点で原稿の大体の文字数が分かるので、ライターに連絡します。その際、原稿の内容について要望、指示などがあれば、それも伝えておきます。 そして、ライターから原稿が送られてきたら文章をチェック。修正が必要ならライターにその旨を伝え、原稿を書き直してもらいます。ただし、編集者によっては自分で直してしまう人も結構います。いずれにせよ、その原稿がOKになれば、いよいよ次は校正という作業に移ります。 校正ではゲラと呼ばれる試し刷りの誌面をチェックし、誤字脱字はもちろん、差別用語はないか、引用したデータの数値が間違っていないか文章を細かく調べます。また、ライターにも送り、見落としがないかチェックしてもらい、文章を直したい人はここで直してもらいます。そして、ライターから返信してきたチェック済みのゲラを反映させ、最終的なチェックをして校了となります。 長くなってしまいましたが、これが編集作業の大まかな流れです。
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