管理業務主任者試験とマンション管理士の試験勉強を始めましたが、この二つの勉強範囲の違いがわかりません。

Question

管理業務主任者試験とマンション管理士の試験勉強を始めましたが、この二つの勉強範囲の違いがわかりません。出る法律に違いはありますか？こっちにはあるが反対にあっちには無い・というような。。
それとも出る法律は全く一緒で範囲の違いとかレベルの違いでしょうか？

Answer 1

簡単に違いを言えば、

管理業務主任者 ＝ マンション管理会社側の資格
マンション管理士 ＝ マンションの住人・管理組合側の資格

と言えると思います。

ですので、管理業務主任者はマンション管理会社がその管理業務を行う際に重要となってくる「マンション標準管理規約」などの割合が高く、逆にマンション管理士はマンションの住人・管理組合が日常生活において発生する問題に関連した法律（「区分所有法」「民法」等）が重要になります。

またマンション管理士の方が、日常のマンション生活において発生する問題に対しての専門的知識が必要となることから、関連分野の範囲も広く、知識の深さも求められます。

ただマンションの管理に関する両資格ですので、当然共通する部分も多くなります。

ですから、基本的にマンション管理士の学習を優先し、そのうえで管理業務主任者に限られた分野の法律等を学習すれば良いと思います。

それぞれの試験実施要項に試験の出題範囲等が記載されていますので、主催団体のホームページで一度確認することをお勧めします。
（試験の内容を確実に理解することが、合格への第１歩です）

頑張ってください！