行政書士と司法書士の違いはなんですか？ どちらも法的な手続きのための 書類を作成するんじゃないんでしょうか。 …

Question

行政書士と司法書士の違いはなんですか？
どちらも法的な手続きのための
書類を作成するんじゃないんでしょうか。

詳しくお教えください。

Answer 1

行政書士とは、行政書士法に基づき許認可申請書類等「官公署に提出する書類」と契約書・内容証明・遺言書等の「権利義務、事実証明に関する書類」の作成及び提出手続きの代理、代理人としての書類作成など、[1]法律に基づく事務手続き、及び事実に基づく書面の作成や代理を業とする者。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%8C%E6%94%BF%E6%9B%B8%E5%A3%AB

司法書士とは、司法書士法に基づき他人の依頼を受けて登記又は供託に関する手続きの代理及び裁判所・検察庁・法務局又は地方法務局に提出する書類の作成等の法律事務を業とする国家資格者
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B8%E6%B3%95%E6%9B%B8%E5%A3%AB

簡単に言えば裁判関係の書類を作成できるのが司法書士、裁判所等以外の官公署に提出する書類を作成できるのが行政書士です。

Answer 2

司法書士は、不動産の登記が、主な仕事です。
ですので、不動産屋さんや銀行さんと仕事をします。
最近、一部で弁護士のような真似事ができるようになりましたが、訴訟額に制限があり、弁護士さんと組まなければ、なかなか収入につなげるのは難しく仕事として成り立ちません。
ボランティア感覚で、法律相談にのることは可能でしょう。
このあたりの仕事をする司法書士さんは、もともとは弁護士志望の正義感溢れる方が多いようです。

行政書士は、昔から代書屋さんと言われており、ややこしい法的・公的書類を素人さんに代わって書いてあげるのが仕事です。
ですので、役所や、車検場などと仲良く仕事をします。

大きな違いは、弁護士には訴訟、司法書士には不動産登記という、とても大きな市場を独占分野として持っていることです。
行政書士には、弁護士や司法書士が手を出せないような大きな独占市場は存在しません。
ですので、行政書士は、弁護士・司法書士が、あまり手を出さない法的分野に積極的に手を出して仕事を作っていくような感じです。
3者の中では、行政書士さんは一番企業努力（アイデア・人脈）が必要な資格となるでしょう。
ただし、資格を取得するまでの勉強量は3者の中で一番軽いので、時間がなくアイデアや人脈などがある社会的能力が高い人には、ピッタリでしょう。

Answer 3

司法と行政の違いは分かりますか？

簡単に言うと、書類を提出する先が異なります。
たくさんあって複雑なので、一緒には出来ないのです。
弁護士は一緒に何でも出来るのですが、
実際は訴訟の専門なので、
事務専門は概ね司法と行政に分けました。

司法書士は名前の通り、
司法機関に対する法律事務の専門家です。

但し、司法機関には、裁判所だけでなく、
准司法府としての性質を持つ検察庁や
法務省の管轄する機関も含まれます。
登記や供託はこれに当たります。

行政書士も名前の通り、
行政機関に対する法律事務の専門家です。

但し、同じ行政機関でも
より専門家が必要な事務については、
別の専門家が予め存在したために、
その職域から省かれました。

知的財産関係は弁理士
税法関係は税理士

もちろん司法書士の担当機関については、
一般的には行政機関とされていても、
司法機関に准ずるものとして、
職域には入りません。

また、労働関係については、
その法律事務が複雑化したことから
社会保険労務士の職域が生み出され、
行政書士の職域から省かれました。

司法書士は、裁判所、検察庁、登記所、供託所、等
行政書士は、建設業許可、その他営業許可、警察、国籍・入管業務、等