京都での看護の奨学金について 大阪の私立の４大の看護学科に春から行くんですけど病院就職で返済しなくていい奨学金を受けよ…

Question

京都での看護の奨学金について
大阪の私立の４大の看護学科に春から行くんですけど病院就職で返済しなくていい奨学金を受けようかと思ってます。どの奨学金を利用したらいいのでしょうか？卒業後の進路が今決定してしまうので、慎重に選びたいのですが、どのような基準で病院を選んでいいのかも分かりません。大学病院などに勤務したいという気持ちもあるので、どうしたらいいのか少し悩んでいます。返済し終わってから大学病院へ移転しての勤務も可能なのでしょうか？

Answer 1

質問の答えになってませんが、あなたが悩んでいる、その通りだと思います。
私はどこの病院が良いのかお答えできる情報を持ち合わせていないので、もうご存じだとは思いますが、念のため、病院の奨学金のメリット・デメリットを整理してお伝えしようと思います。

病院の奨学金、確かに魅力的ですが奨学金を頂いている以上、当然（言葉は悪いですが）そこに縛られるわけです。
メリットは、規定の期間働けばその病院で返済しなくて良い、いまこの時点で学費を用立てる必要が無い、ってことですよね。

一応、最悪のケース（デメリット）も想定しなければいけません。
（※病院によって規程が違うと思いますが、一般的な例）
１）奨学金を借りたが看護師免許取得後、他の病院に就職した→卒業直後に即金で返還。
２）奨学金を借りたが何らかの理由で看護師になるのを断念した→退学時点で、即金で返還。

１）はあなたも心配されていますが、２）は考えてますか？
入学後、学習するにつれて、また実習にいってみた後に「看護師に向いていないかも」って思って他に進路変更する方は結構いますよ。他の学部でミスマッチが起きても、とにかく卒業だけは…と思って頑張る方が多いですが、看護は一旦ミスマッチが起きてしまうと卒業までこぎ着けるのはなかなか困難です。卒業できてもその先就職してお礼奉公を勤め上げるとなると…
また、本人は看護師を強く志望していても、体調が悪くなる、怪我をする等、まったく思いもよらない理由で学業を断念する方は意外といます。

奨学金といえば聞こえは良いですが、看護師を確保したい病院と、学費を援助してもらうと助かる学生の、思惑が一致しただけで、結局「借金」なんです。
何年か先のお礼奉公が終わるまで、借金がのしかかってるんです。

「もしかしたら不本意な勤務先かもしれないけど、まずはとにかく看護師にならなきゃいけないから、ガマンしてでもお世話になりたい！」と思えるか…。

個人的には、経済的な状況が許すようならば、病院の奨学金はお勧めしません。
経済的に厳しいのならば、奨学金のメリット・デメリットを理解した上で活用されるのは良いことだと思います。