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精神科医と臨床心理士についてお伺いしたいことがあります。

精神科医と臨床心理士についてお伺いしたいことがあります。私は、現在30歳、既婚で公務員をしております。 諸事情があり、精神科を受診しておりました。 そして今は、その関係のボランティアもしております。 質問は ・結局、薬を処方できるのは精神科医だけ?臨床心理士の存在意義は?精神科医になれば、心理士、カウンセラ-、セラピスト、精神科医当、全てのものを名乗れ、さらに、薬の処方・治療が行えるので、精神・心理の世界では一最上位の位ということでしょうか? ・現実問題、今からでも年齢的に精神科医になれるのか?精神・心理・医療に関しては全くの初心者で、大学は外語大学出身です。 ・通信でも精神科医、臨床心理士になれるのか?できれば働きながら、目指していきたい。職を辞して目指すのは、家庭を持つものとして厳しい選択。 ・精神科医と臨床心理士は、同時に目指せるものなのか? 以上が、質問事項となります。 とにかく弱っている心の人の助けになりたいのです。 カウンセラー、精神対話士等も調べました。 しかし、これもどこかの一団体が各自の認定証を発行するもの。 意味があるのでしょうか?とても懐疑的です。 結局、薬の処方ができなければ、人の心の手助けに限界が来てしまうと思います。 私も、睡眠障害で、睡眠薬をもらっていました。 カウンセラーや臨床心理士では、患者さんにまずは、安心した睡眠を提供できないのではないかと思います。 まず、薬を使ってでも睡眠を取ってもらうことが、全ての治療の根本だと思いますので。 精神・心理領域では、抗うつ剤等の薬本位の治療には懐疑的です。 そう考えると、精神科医が、精神科医だけしか最後の砦にはなれないのではないでしょうか? ご回答、アドバイス等ありました、どうかご教授ください。

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    ご質問の件ですが、 >・結局、薬を処方できるのは精神科医だけ? はい、そうです。 >臨床心理士の存在意義は? 心理療法(個別、集団)、心理検査を“専門的に”行います。 >精神科医になれば、心理士、カウンセラ-、セラピスト、精神科医当、全てのものを名乗れ、さらに、薬の処方・治療が行えるので、精神・心理の世界では一最上位の位ということでしょうか? 精神科医であっても、臨床心理士資格を持っていなければ、臨床心理士を名乗ることはできません(臨床心理士の名称は商標登録されていますので)。カウンセラーや、セラピストなど一般的な用語は、もちろん名乗れますが、これは精神科医でなくとも、一般人でも誰でも名乗れます。法律的にできる範囲が一番広いという意味と、給料が一番高いという意味では、精神科医が「精神・心理の世界で最上位に位置する資格」と言えると思います。ただ、法律的にできるからと言って、実際に心理療法ができるとは限りません。多くの精神科医は薬物療法と精神科診断学は学んでいますが、本格的な心理療法を学んでいる人はほとんどいません。ですので、実際には、「薬物療法は精神科医、心理療法と心理検査は心理士」といった具合に分業していることがほとんどです。 >・現実問題、今からでも年齢的に精神科医になれるのか?精神・心理・医療に関しては全くの初心者で、大学は外語大学出身です。 年齢的には問題ありません。医学部に6年行き、医師免許取得後、臨床研修医として2年勤務し、その後専門分野として精神科を選ぶという形になります。 >・通信でも精神科医、臨床心理士になれるのか? 精神科医は通信では無理です。医学部はすべて通学制ですので。臨床心理士は大学4年間と大学院2年間ですが、いちおうどちらも通信制があります。ただし、特に大学院の場合、実習がありますので、その部分は通う必要があります。かなり休みが取れる職場なら可能でしょうけど、普通の常勤職であれば、ちょっと難しいと思います。 >・精神科医と臨床心理士は、同時に目指せるものなのか? まず、精神科医になり、精神科医として2年仕事をすれば、臨床心理士資格認定試験の受験資格が得られます。これなら同時に目指すことは可能です。ただし、精神科医として働き始めたばかりのころは、精神科医として学ぶことがたくさんありますので、そんな時期に臨床心理士として必要な知識の勉強に時間を割くのは難しいでしょうし、仮に臨床心理士資格をとれたとしても、心理療法や心理検査ができるようになるには、独自にトレーニングを積む必要があります。 >カウンセラー、精神対話士等も調べました ~ 意味があるのでしょうか?とても懐疑的です。 ボランティアとして役立てたいとか、他の職種がついでに学ぶ程度なら、大いに意味はあるとは思いますが、専門職としては通用しないでしょうね。 >結局、薬の処方ができなければ、人の心の手助けに限界が来てしまうと思います。 お書きになられている睡眠に関してなどは、やはり薬があったほうがいいでしょうね。ただ、精神疾患の中には薬物療法だけではどうにもならないものがたくさんあります。ですので、分業・連携が大切だと思います。 また、薬物療法はほとんど奏功しないようなケースや、身体的な事情で薬物療法ができないケース、そもそも薬物療法とは関係ないようなケース(たとえば家族関係がうまくいかずに悩んでいるとか、一部の不登校とか)も多々あります。そういったときには、心理療法のできない精神科医だけではお手上げになってしまいます。 あと、それなら、心理療法のできる精神科医を目指せばいいということになりますが、それはそれでうまくいかないこともあったりします。まず、精神科医として病院などに採用されていると、心理療法をやらせてもらえる時間なんてほとんどありません。売り上げを考えても精神科医にのんびり心理療法なんぞをされると困りますので。また、これは人によって考えが変わりますが、一人の患者に対する薬物療法と心理療法を、同じ人がしないほうがいいという考えもあります。精神科の開業医になり、午前は一般診療、午後は心理療法なんて感じにするといいんですけどね。 ちなみに、私は臨床心理士ですが、心理療法をしたいというのがもともとの希望で、薬物療法は他人に任せておけばいいやと思っていますので、給料のことを除けば(笑)、今でも精神科医には別になりたいとは思いません。あ、それと臨床心理士が勤めている職場の中には(たとえば発達相談や家庭裁判所調査官など)、精神科医がいないところもありますので、その場合は心理職じゃないとダメですね。 長くなりましたが、以上ご参考になれば幸いです。

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