現役航空自衛官がお答えします!現在、自衛官でパイロットになれる採用試験は「航空学生」「一般幹部候補生(飛行要因)」「防衛大学校卒業後(飛行要因)」の3つです!まず「航空学生」を説明します!航空学生は高卒(見込含)21歳未満であること!試験は1次から3次まであり3次は実際に飛行機を飛ばします!ほとんどの人が落ちるのは※1航空身体検査です!難関を突破すれば2年間の「航空学生課程」を受け飛行教育に必要な知識を身に付けます!その後、約6ヶ月「飛行準備課程」を経て初めて大空が飛べる「初級操縦課程」約6ヶ月です!その後、戦闘機乗りか輸送機乗りか決められ3つあるコースの1つを受けます!次に「一般幹部候補生(飛行要因)」です!一般幹部候補生は20歳以上26歳未満の大卒(見込含)又は自衛官なら28歳未満で受験できます!試験は1次から3次!航空学生より頭はいります!最終的に2佐 1佐まで昇れます!航空学生は3佐2佐が限度です!見事合格したら約10ヵ月「一般幹部候補生課程」を受け「飛行準備課程」「初級操縦課程」です!あとは航空学生に同じ!防衛大卒者は約6ヵ月「一般幹部候補生課程」を受け「飛行準備課程」「初級操縦課程」です!あとは航空学生に同じ!さて3つに分かれるのは…「基本操縦前期課程(T-4)」米国での「T-6操縦課程」「基本操縦課程(T-400)です!T-4に進めば戦闘機パイロットになれます!がT-400に進めば輸送機かヘリコプターパイロットです!米国での課程はまだ戦闘機か輸送機かはわかりません!その後、戦闘機課程に進めば「基本操縦後期課程」約7ヵ月「戦闘機操縦基礎課程」約2ヵ月「戦闘機操縦課程」約9~10ヵ月で戦闘機パイロットになれます!はたまたT-400の輸送機コースは「輸送機操縦課程」6ヵ月又は「救難操縦課程」4ヵ月~6ヵ月です!全てクリアーしたらめでたく航空自衛隊のパイロットで す! ※1(航空身体検査)合格基準 身長:158㎝以上190㎝未満 肺活量:男子3,000cc以上/女子2,400cc以上 血圧:坐位で伸縮期血圧140mmHg未満100mmHg以上、拡張期血圧90mmHg未満50mmHg以上 脈拍:安静時100以下(1分間) 視力:両眼とも遠距離裸眼視力0.2以上で矯正視力1.0以上・中距離裸眼視力又は矯正視力が0.2以上/近距離裸眼視力又は矯正視力が1.0以上で近視矯正手術を受けていないこと(コンタクトレンズや遠近両用眼鏡は不可) 視器:斜位/眼球運動/視野/調整力/夜間視力/色覚等に異常ないもの 聴力:オージメータによる検査で正常なもの 歯:歯牙の良好なもの(治療済可)
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航空自衛隊の航空学生として入隊するのが戦闘機パイロットになるためには、一番確率が高い方法です。 しかし、航空学生でも適性により、回転翼や支援機などに振分けされるので確実では、ありません。 まして、防衛大学だと、陸・海・空に振分けられ、定員枠の少ない空自に行く事すら難しいです。 空自に進めたとして、航空要員に成れる可能性は更に低くなります。 戦闘機に乗りたいのであれば、可能性の高い航空学生が早道です。 合格の目安は、国立大の入学程度です。 航空適性と航空身体検査が重要です。
航空自衛隊のパイロットになるには3種類の方法があります。 ①航空学生 高校卒業から寮に入り6年かけてパイロットとしての教育を受ける。最強のパイロットになりたい、腕を磨きたい、若くから長く飛んでいたいならココ。キツくて辞める人も少なくない。 ②防衛大学校から航空自衛隊に飛行要員として入る 航空幕僚長になりたい。パイロットもやりたいけどエラくもなりたいならココ。転勤や管理職としてのデスクワークも多いから飛べる期間は航空学生より短い。ただし、陸自や海自の要員になったり、空自になっても一般要員でパイロットにさえなれない場合もある。 ③一般幹部候補生の航空自衛隊飛行要員の試験に合格する 普通の大学を卒業して入る。幕僚長にはならなくてもいいけど、偉くはなりたい。でも防大で4年間も寮生活はイヤ。バイトも色々やりたいならココ。やはり転勤や管理職としてのデスクワークが多く飛べる期間は航空学生より短い。 これ以外はありません。ただし、いずれも難関を突破して運良く戦闘機コースへ行っても訓練途中で4割くらいが「適性ナシ」として戦闘機コースから外されてしまいます。空自パイロットは何よりセンスが要求されます。頑張ってください。
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