ビオトープ管理士（施工管理）と土木施工管理技士の資格について

Question

ビオトープ管理士（施工管理）と土木施工管理技士の資格について質問させていただきます。

建設環境の分野に興味があります。

そこで第一歩として

①ビオトープ管理士（施工管理）2級
②二級土木施工管理技士

の資格取得を考えおります。

いろいろ調べてみたのですが、
ビオトープに関してはこれといった問題集や参考書がなく、
Amazon等を見てみるとたくさん種類の参考書がありどれを選んだらよいかわかりません。
問題の傾向がつかめません。
ですのでビオトープの取得は難しく感じるのですが、実際そうでもありませんか？

ビオトープより土木施工管理の方が難易度が低そうですし、
過去問も充実していますので、まず土木施工管理を取得してから
ビオトープを取得する方がいいのかなと思っているのですがどうでしょうか？

ビオトープに下記URLは過去問なのでしょうか？役に立ちますか？
回答は載ってないんですかね。
ビオトープに関してはこの参考書で勉強すれば大丈夫だよ、と言える
参考書はありますか？
人それぞれだとは思いますが、どのくらいの期間勉強すれば合格できますか？

質問ばかりで本当に申し訳ありません。
お手数おかけしますが、アドバイスいただきたくどうかよろしくお願い致します。

---記---

http://www.g-hopper.ne.jp/free/fukuda/ton/bio-index.htm

補足

2級なら18,000円で受講できる講座を見つけました。(下記URL)
たくさんの参考書に目を通すのも大事だと思いますが、
講座を受けた方が効率的なんでしょうか。
出費は少し痛いですが、やみくもに参考書を買いあさるより
逆にいいのかなと思ったんですが・・・。

http://homepage2.nifty.com/shizen/biotop/index.html

Answer 1

この資格は似ているようでいて、カバーする範囲が違います。

土木施工管理技士は土木建設業の現場監督になるための必須資格ですので、土木業で仕事をしていく上では必要性の高い資格ですが、たしかにそれほどの難易度ではありませんので、有資格者が多数いてそれを持っているからといってさほど優遇はされません。でも、土木施工の世界で飯を食っていこうと思うのであれば絶対に必要な資格です。

それに対して、ビオトープ管理士（2級）は、ビオトープというものを少しは勉強しましたという程度の民間資格です。一部の自治体で入札参加資格として認められていたり、一部の自治体職員の中で自己研鑽のための推奨資格になっていたりしますが、この資格自体で何かできるということはまずありません。
生物系の知識と、土木系の知識と、若干の法律の知識が必要なので、少々難しくかんじるかもしれませんが、ビオトープのプロといわれるのは1級からであり、2級ではそれほど大した評価は受けられません。

ビオトープ管理士を受験する人は、造園系、建設コンサル系に多く、土木施工関係の方は多いとはいえ、主流ではありません。
人によって基礎知識が違うので、どれくらい勉強すればいいとはいいにくいのですが、2級であれば普通の理科系の大学出身で半年もあればなんとかなるのではないでしょうか。生態系協会のホームページに受験の参考書のリストがありますので、それを片端から読んでいけばいいと思います。とりあえず推奨参考書を10冊くらい読めばなんとか目鼻がつくでしょう。

将来的に、生物系の業界や、生物を相手にした施設の設計や施工につきたいという夢があるのであれば、ビオトープ管理士から受験を始めてもいいですが、とりあえずどっちかからというのであれば、施工管理技士をとってから、その次にビオトープ管理士を付加価値として取ることを勧めます。

建設環境といわれる分野は、通常の施工管理技士の先にはありません。通常は建設コンサルタントの分野です。建設環境の専門家になるためには、技術士（建設部門：建設環境）を目指す必要があります。1級土木施工管理技士では足りません。1級ビオトープ管理士を軽く合格できるくらいでないと、技術士は合格できません。先は長いと思いますが頑張ってください。