解決済み
認定心理士・臨床心理士・学校心理士・スクールカウンセラーの違いを詳しく教えてくださいm(_ _)m
23,940閲覧
1人がこの質問に共感しました
≪認定心理士≫ ・日本心理学会が認定している資格 ・四年制大学などで心理学を専攻した者に対して、一定の要件を満たしていれば認定される [まとめ] この資格を取得しても心理関係に就職するのに有利にはならない。 指定の書類を提出し、条件を満たしていれば資格が取得できる。 「私は心理学を一定基準学んでいました」と証明するようなものなので、 履歴書に「○○大学 心理学科専攻」と書けるなら特に必要ない。 「人間環境学部」のような一見して「心理?」と思うような学部名の人が申請することは多い。 ≪臨床心理士≫ ・日本臨床心理士資格認定協会(文部科学省の認可あり)が認定している資格 ・心理分野には国家資格がないが、その中で最もそれに近い資格 ・一種指定の大学院(最低でも修士課程)を卒業するのが最も早く受験資格が得られる ・一種指定大学でない場合は、2年間の実務経験がなければ受験資格が得られない ・大学院を卒業していなくても、協会が認める年数と実務経験があれば受験できる ・5年毎に更新される [まとめ] この資格は社会的信頼性が高く、心理関係の職に就くためには非常に有利。 (この資格を持っていなければ勝負にならない、とも言える。) 最も幅広い分野で資格を活かすことができる。 四年制大学+大学院で心理を専攻するのが受験資格を得られる最短ルート。 資格試験に合格しなければ取得できない。 ≪学校心理士≫ ・学校心理士認定運営機構が認定している資格 ・学校分野の専門家として教育分野で活かせる ・教員免許を持ち、教育の現場での実務経験が2年以上あると良い ・1997年から認定を始めた、かなり新しい資格 [まとめ] 新しい資格の為、この資格の取得を目的としてカリキュラムを組んでいる大学はまだ少ない。 そのため、何年も教員(教育関係分野)として働いた人が目指すことが多い。 ただ、実務経験の内容と年数によっては、新たに大学に入学して学ぶ必要もある。 必須ではないが、教員免許を持っていた方がよい。 ≪スクールカウンセラー≫ ・職業(資格ではない) ・臨床心理士,精神科医,大学教員などの資格所有者が働く ・働いている9割は臨床心理士である ・学校心理士は上記の資格者に比べ報酬に差が出る(低い) ・時給は高いが、毎日働けるわけではない(週3日、4時間など) [まとめ] 目指すなら臨床心理士を取得するのが最も確実。 学校心理士は「スクールカウンセラーに準ずる者」なので、 受験者の中に臨床心理士の資格所有者がいれば、なかなか採用に至るのは難しい。 フルタイムで毎日働けないので、この職業だけで生計を維持するのは難しいかもしれない。
20人が参考になると回答しました
< 質問に関する求人 >
認定心理士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る