僕は普通科の高校に通っている二年生です。 僕は 映画のパンフレットだとか 広告とか そうゆうのを作る仕事に興味を…

Question

僕は普通科の高校に通っている二年生です。
僕は
映画のパンフレットだとか
広告とか
そうゆうのを作る仕事に興味をもっています。
けれども
イラストを手で書くという作業はあまり得意でありません。
美術の授業で
周りの人の上手さに
自信を失っています。
でも
そういったグラフィックデザイナーのような仕事にとても興味があるので
悩んでいます。
やはり
絵を書くということが上手くなければ
グラフィックデザイナーなど成れるわけが無いのでしょうか?
それとも
専門学校に行けば
どうにかなるものでしょうか?

それと
安定した給料というのは
期待しないほうが
いいのでしょうか。

駄目なら
はやく切り替えたいので
厳しいアドバイスをいただきたいです。

よろしくおねがいします。

Answer 1

絵が得意でないとグラフィックデザイナーは無理ということはありません。でもデッサンくらいはかじらないとダメですね。苦手意識はあってもとりあえず通らないといけません。実際に絵は描かなくても写真のトリミングとか、レイアウトする上でのバランスの取り方やホワイトスペースの活かし方という部分で「構図をとる」ということはとても大切になってくるからです。

映画のパンフやDVD/CDジャケットデザインなど花形の仕事がしたければそれだけレベルの高い大学へ行って下さい。専門学校では印刷会社や小さなデザイン事務所が関の山。全く無理とはいいませんが、たどり着く前に現実に押し潰されてしまうと思います。

安定した給料というのは気を長く持てば期待してもいいと思います。グラフィックデザイナーだけに限らず「好きな仕事で安定した給与をもらっている」という人は本当に極少ないです。まだ学生にはわからないと思いますが、働くってそういうことです。自分が作ったモノにお金を払ってもらうのではなく、相手が望むモノを作って売ってどう収益を得るか？が仕事なんですね。相手のニーズ（必要なモノ）に答えるのがビジネスなので。

Answer 2

グラフィックデザイナーをしております。
実際、学校の美術で必要な能力が、グラフィックデザイナーに必要かと言われると、あまり仕事では使いません。
イラストを描ける能力はあればあったでそれは大きな武器ですが、それよりも写真の知識の方が手助けになります。
まあ、業界にもよります。
グラフィックデザインでも、会社によって、雑誌ばかりのところもあるし、食品会社の印刷物ばかりやってるところもあるし、自動車のカタログばかりやってるところもあります。自動車のカタログでイラストを入れることはあまりありませんし、子供向けの印刷物や教育、公共機関の印刷なんかやるとちょっとイラストかけるといいでしょう。就職時の選択次第です。

しかし、美術大学や一部の専門学校では実技（デッサン、平面構成）を問われます。
デザインの世界は、実力の世界のように思えますが、実は学力は多大に影響します。これはどこの世界に行っても同じです。書類と面接で入れるような専門学校であれば、安定した給料というのは期待しない方がいいでしょう。むしろ、専門学校なんて、本当にデザイナーになりたいのか怪しいやつらばかりで、志を高く持たないと、最悪、クラスメイトの堕落さに足を引っ張られますよ。
一方、有名美大から大手広告代理店・制作会社に入れば、将来の計画を立てられる給与をもらえます。

受験用のデッサンや平面構成は、実際の画家などが作品をつくるためのデッサンとは違い、ちょっとしたコツがあって、それを美術予備校などで教えてくれます。まだ高２なので、今から通えば、１年後の受験時期には、普通高校のクラスなんかだったら一番うまくなれますよ。まあ、それなりに毎日描く努力は必要です。継続させるには、上手い下手でなく、「好きか嫌いか」です。絵を描くことが嫌いなら続かないでしょう。下手でも好きなら継続でき、向上します。