元採用担当のおぢさんです。活字で手短に書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。 何が正解なのかは誰にも決められないのかなと思います。ただ、いくつかの視点かで考えてみるくらいは出来そうです。 まず、会社側の視点からすれば、仕事はできる人がやるしかなかったりします。仮に給料が同じ社員同士でも、150出来る人と100出来る人と50しか出来ない人がいます。結果的に、昇進・昇給・賞与等によって差は開いていくわけですが、入社して3年目くらいまでは、だいたい同じ給料になってますよね。そして、何年経っても、150の人が、50の人の3倍の年収までにはなりません。普通は同期で差がついても、2倍弱くらいまでですかね。それは、150の人が作った成果を50の人にも分配されていることを意味します。 ですから、いろんな能力の人が混ざって働く以上は、出来る人がやらなければ利益分配できないか、会社が潰れることになります。先進諸国の中でも日本は生産性が特に低いのは、このあたりが原因かなと思えます。また、日本では50しか出来ない人を簡単に解雇できませんから、法律や仕組みとの絡みで仕方ないのかなとも思えます。社員で例を出しましたが、パートさんでも同じ話ですね。 つぎに、労働者側の視点からすれば、社員以上の仕事をさせられるのはおかしいと感じるのも理解できます。世の中には必要以上の責任を求められるのが嫌で非正規で働く人も少なくありませんから。質問文に登場する非正規の方がどのような雇用形態なのかわかりませんが、職域や条件をきちんと約束通りにしてほしいのであれば、派遣として働くべきかなと思います。パートスタッフは自社が直接雇用しているので、どうしても職域・条件が曖昧になってしまいがちです。 ただし、「非正規だからこれ以上覚えて正社員並には働きません」というのは、常識には欠ける発言かなと私も思います。正規雇用の業務の質と量を十分に理解しているかのような発言は越権行為と言えます。主張されるのであれば、ご自身の雇用契約の内容に対して現実と乖離がある場合に限られるべきでしょうか。
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