音楽業界に詳しい方に質問です。 私は音楽を制作して音楽で生計を立てているのですが、 個人でアーティスト活動をした…

Question

音楽業界に詳しい方に質問です。

私は音楽を制作して音楽で生計を立てているのですが、
個人でアーティスト活動をしたいと考えております。現在買取の案件を年間１００件以上受けておりますのでスキルにも自信はあります。
個人で主に買取の案件、ゴーストライター案件
ばかりで権利収入は一切入っていない状況です。

その状況を変えるためにどう立ち回ったら良いのかお聞きしたいです。

現在私が考えている方法ですが
映画などの音楽、CMの音楽、劇版の音楽、ゲームの音楽
など自分で作りたい案件は無償で音楽制作をして

曲の権利は自分が持ち自身で無償提供した曲を自身のアルバムとしてリリースする。
というビジネスモデルは成り立ちますでしょうか？
現在いただいている仕事を変えられる部分は権利収入に切り替えていきたいのですが、全て自己流で相談する人もいないのでどうしたら良いか分かりません。

もし音楽業界に詳しい方、権利収入に詳しい方どう立ち回ったら良いのか
アドバイスなどいただけると嬉しいです。

Answer 1

>曲の権利は自分が持ち自身で無償提供した曲を
>自身のアルバムとしてリリースする。

仮にTVCM用の曲だとして
その場合、CMを流すたびに、CMスポンサーは曲の使用料を
質問者さんに支払わなければならない契約に成ります。
スポンサー的には、そんなことはしたくないはずです。

一つありがちな契約としては、
仮にCMがワンクール3ヵ月だとして
一度作ったCMは3ヵ月放送し、次の3ヵ月は
別のCMに移行するのが通常であるとします。
評判が良ければ、似たタイプのCMを2回3回繰り返すことも
あるかも知れないとして、
1年ぐらいは同じCMソングが使われる可能性があるとしましょう。

最初の1年はCMスポンサーさんに音楽著作権を渡して
1年後以降は、質問者さんが音楽著作権を持つ契約にして
1年後にご自身の曲としてリリースするパターンが
ある種の定番かなぁと。
1年でなく3年や3ヵ月かも知れませんが
一定期限で曲の権利が移行する形式です。

もう一つは曲の権利を折半するパターンです。
売り上げの３％が作曲者印税なので
これを片方が２％持ち、もう片方が１％持つ形式です。

>個人で主に買取の案件、ゴーストライター案件

買い取りだけどクレジットだけ入れてもらう契約とかあります。
作曲〇〇、コンポーズド・バイ・〇〇。

～～
個人での音楽活動の実績を作っておくと
周囲を説得しやすくなります。
現状、顔も名前も出していないとして
顔出し、名前出しで、音楽家としての活動をしておく。

音楽雑誌に自分の好きな曲を紹介するコラム連載を持つとか
機材紹介のコラムを持つとか
FMラジオでラジオパーソナリティとして音楽を紹介する番組を持つとか
有名になろうとする意志があることを示しておくのが大事

Answer 2

例え無償提供した曲であっても商品となって発売されたなら先方が著作権登録をしてるはずです。これを自身のアルバムに入れたい場合、貴方がJASRACまたはJASRAC管轄外の出版社に使用料を払うことになります。

もし自分で権利を持って印税なりの収入を得たいなら権利を買い取らなくちゃいけないです。500円で譲ってもらえるか500万円取られるかは先方との話し合いですが。

権利を個人が持って利益を回収するのはほとんど不可能なので出版社に譲渡して売り上げに応じた印税を配分してもらうのが割と通例です。大ヒット曲を連発した作曲家だと自分で音楽出版社を立ち上げ管理してますが。

で、権利を保有することで結果的に今より儲かるようになるかというと難しいところで、アニメ主題歌は別枠でヒットしたりもするので印税契約が得と言えますが、劇伴やCMはかえって損になるかもしれません。

アルバムは、出す人は赤字でも出します。プロモーションとして配布すれば名前が知られ仕事が増えるという作曲家の名刺替わりですね。そこから収入は期待できないと思います。

Answer 3

個人でアーティスト活動というのは、、そういう活動ではないです。

自分でライブやってCDなり配信をすることです。
自分用の作品を作って活動することです。

コンビを組む歌手を発掘して、売れるのが王道です。

CMなどの印税は買取りもしくは無料で、CD作成の権利を持つことは契約上の文言で可能です。

でも、買取りより儲かるかといえば、、作品がヒットしないとダメでしょう。