解決済み
危険物乙4 熱化学方程式について以下の例題、解き方の解説がイマイチ理解できません。(プロパンの炭素と水素を別々に燃焼と言うことは何らかの方法でプロパンを分解したという認識でいいのでしょうか) 更に言うとプロパンの化学反応式にそれぞれ燃焼熱が代入されてるかも理解できてません。 ただの炭素と炭素の燃焼熱はイコールになれるの?と言った感じで頭が混乱してます…。 どなたか解説をお願い致します。
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生成物がおなじ、CO2とH2Oなので、出発物質の燃焼熱の差が、プロパンの燃焼熱になります。 プロパンの分解は関係ありません。 基準になる点をそろえているのです。
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炭素と炭素の燃焼熱でなく、この場合の炭素は1個1個ばらばらと考えてください。 また数学の連立方程式のように、同じ化学式を単純に消す考え方でもいいと思います。 3C + 4H₂ → C₃H₈ の化学式になるようにする。 2H₂ + O₂ = 2H₂O +572kJ ・・・① C + O₂ = CO₂ +394kJ ・・・② C₃H₈ + 5O₂ = 3CO₂ + 4H₂O +2219kJ ・・・③ ①×2、②×3する 4H₂ + 2O₂ = 4H₂O +1144kJ ・・・④ 3C + 3O₂ = 3CO₂ +1182kJ ・・・⑤ C₃H₈ + 5O₂ = 3CO₂ + 4H₂O +2219kJ ・・・⑥ ④+⑤-⑥ 4Hⁱ₂ + 2O₂ + 3C + 3O₂ - C₃H₈ - 5O₂ = 4H₂O + 3CO₂ -3CO₂ -4H₃O +1144kJ +1182kJ -2219kJ 両辺差し引きすると 4H₂ + 3C - C₃H₈ = +107kJ 式を整えて 3C + 4H₂ = C₃H₈ +107kJ C₃H₈ 1molあたりの生成熱なので 107kJ/mol
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全く違います>プロパンを分解 これは、プロパンの燃焼の熱を出すために、プロパンの燃焼に登場する物質それぞれの生成熱(元素単体から物質を作る際に発生する熱)を求めて、それらの足し引きで反応熱(ここでは燃焼熱)を出す、という熱化学方程式の基本です。 で、今回は、上記の燃焼熱は分かっているのだけど、プロパンの生成熱が分からないので、プロパンの生成の式(炭素と水素からプロパンができる)をたてて、それを他の与えられている式と足し引きすることで熱を計算している。これも熱化学方程式の基本。 これらが分からない、ということは高校基礎レベルの化学ができていない、やってない、ということだと思うので、問題集の解説では理解がおよばない、ということなら、高校化学の参考書(セミナーとか)、あるいは化学の教科書を見るべき。
そうだね:1
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