公務員の建築職は、設計事務所に発注をかける方で、事業課の要望を設計事務所に伝えて、打ち合わせをしたり図面のチェックをしたり、設計事務所が作った設計内訳書に役所の単価と経費を入れて予算オーバーしたらどこが削れるかを設計事務所と考えつつ、事業課に増額予算措置ができないか協議して…という調整の仕事が多いです。 (工事の監理もやります。入札で決まった施工業者と打ち合わせして、工期内に設計書通りに施工されているか確認しながら事業課と調整します) 他にも公務員は建築行政に異動にもなりますが、建築確認済証を出せる資格を取るのに一級建築士が必要なので、資格取得の圧力はそれなりにあります。 設計は、役所の設計業務委託の入札参加資格者名簿に登録している、公共設計を多くやっている設計事務所に入れば、公共施設の設計に携われると思います。公共は一級建築士の資格者の数が多いと総合評価やプロポでの点数加算になるし、主任技術者になるためにも一級建築士資格取得は必須でしょうね。 ※一級建築士は大学を卒業しないと受験できないので、院に進学しない限り、働きながら受験します。
大学教授やりながら、建築事務所を持つのが最強だと思う。 もしくは、そういう事務所に勤務したり、学生のうちにそういう教授の研究室に所属するとか。 受験先はある程度絞ってると思うので、どんな研究室があるか調べてみたらいいと思います。
自然と共生できるまちづくり、公共施設の設計への携わり方に違いがあるという風に理解すると分かりやすいかもしれません。 まちづくりや公共施設のあるべき方向性の青写真を描き、予算や計画の中身を決定する・導く側に魅力を感じるなら公務員、またその中でもより都市計画領域に重きをおきたいなら土木系・都市工学系の学科へ進学して公務員になられた方が良いと思います。 一方で都市交通政策に資する調査コンサルティング、建築物自体の企画→計画→設計を図面を通して提案していきたい、関係法令整理や施設のデザイン提案などハードの専門家として実際に絵を描く仕事自体に携わりたいのでしたら、土木都市系ならコンサル、建築系なら組織系と言われる設計事務所に就職して、技術士・建築士・プロジェクトマネージャーになられた方が良いと思います。 前者は発注者側に属する・エンドユーザー側で設計に携わるエンジニア=インハウスエンジニアとも良います。公務員以外にも各種事業体に同様の職能を持った都市工学・建築を学んだ人材が広く在籍しています。 例:UR、NTTファシリティーズ、JR・民鉄各社、大手デベなど 一方で後者は受注者として顧客のニーズをコンサルティングする側として、広く一般のエンジニア・プランナー・デザイナーとして理解されている職能かと思います。プロジェクトマネージャー(PMという)・コンストラクションマネージャー(CMという)・建築家・建築士などの呼ばれ方をされています。 資格として一般的なものとして、 一級建築士、技術士はどちらの立場でも取得する・しないというのは将来の管理系ポストに昇進できるか否かに大きく関わっています。
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