建設工事の積算を勉強中です。 本工事の内訳の中に １，「防護柵設置工(ガードパイプ設置工)(材料含)」 とあり、 …

Question

建設工事の積算を勉強中です。
本工事の内訳の中に
１，「防護柵設置工(ガードパイプ設置工)(材料含)」
とあり、
その下の項目に
２，「ガードパイプ材料控除」
とあります。この場合、
１、１の中に含まれている防護柵の材料費と同額を２の項目で引く
２、１の中に含まれている防護柵の材料費と同額を２の項目で積み上げる
３、２を０円で積み上げる
どれが正解でしょうか？
また、１の場合は数量をマイナスで積み上げることになるので、間接工事費の対象からは外すべきでしょうか？

ご教授、お願いいたします。

Answer 1

業種によって積算基準は異なりますので、建設工事でなく、土木なら土木工事と業種を明記したほうが良いです。
また、不明な点は内訳書を見るのでなく、積算基準書を読みましょう。

防護柵設置工は材工共の市場単価です。
「ガードパイプ材料控除」項目があるのは手間費のみを算出する必要がある場合の為です。
ですから材工単価から材料費を値引く必要があります。
手間費＝市場単価ー材料費 （補正等は省略しています）

内訳書の表記や積算ソフトの入力で「－」（マイナス）表記があるかどうかは仕様によるのでマイナス表記が無くても材料費を控除します。

市場単価なので単価に対し間接費の対象ですから、市場単価ー材料費で算出された手間費が間接費対象です。