高卒者対象で試験区分農業土木の一般職試験で入省した人は基本的には各農政局で採用されます。採用されると農政局の本局(例えば東北農政局なら仙台市、近畿農政局なら京都市に本局があります)、または国営の土地改良事業所(〇〇農業水利事業所、〇〇農地整備事業所、〇〇農地防災事業所等の名前の事業所)に配属されます。 事業所勤務では工事監督や工事の積算、設計(と、いっても自ら図面を書くことはあまりなく、設計コンサルタントにどういうものを設計してほしいか正確に伝え出来上がった図面をチェックしたりする)、地元の用地交渉や工事説明会、苦情処理、施設が出来上がればそれを管理するために土地改良区との調整をしたり・・・といった仕事をします。 農政局では管内の事業所の予算配分や大きな工事の契約(金額が小さいものは事業所で契約します)や契約に必要な書類の審査等、なにか現場で大きな問題が生じた場合の対応等々を行います。 基本的に、採用後は農政局と事業所で2~3年毎に異動を繰り返しますが、本人の強い希望や、優秀な人間だと見込まれれば東京霞が関の農林水産本省に異動になることも珍しくはありません。農林水産本省での移動先はほぼ農村振興局というところで、予算編成、法案や制度作り、国会対応等をします。本省の他局や他省庁への異動もたまにあったりします。 また、海外に興味があれば英語を人並み以上に使えるようになれば高卒者でも海外勤務は可能です。 国営の事業所は施設の建設が終わると基本的に閉鎖され、管理は土地改良区等に委託されます。閉鎖されると事業所職員は他の職場に当然異動になりますが、農政局内に異動先となる枠が足りなくなったりすることあったり、逆に職員が不足することもあるので、本省や他の農政局と職員を融通しあって他局に異動することもあります。
先の回答もそのとおりなのですが全体像がわかりにくいので、 まず、国家公務員一般職の試験は高卒試験と大卒試験がありますが、質問者さんは高卒試験を受けて高卒で就職するということでいいですね? また、質問者さんは農業高校で農業土木を学んでいる、ということでいいですね? そうであれば、「農業土木」の区分を受験すれば、各地の農政局は「農業土木」の合格者を採用していますからそれでいいです。 もし質問者さんが農業高校以外の高校にいるのであれば、農業土木の試験に合格するのは難しいので、事務職の「行政」区分を受けるか、農業土木の技術者になりたかったら大学の農学部に進んだ方がいいです。 「農業土木」の区分に合格したら、自分の志望する地域の農政局に採用面接を受けに行って(いわゆる「官庁訪問」)採用してもらうことになります。なお、農水省の本省は高卒農業土木の合格者を採用していません。 勉強の仕方ですが、教養科目については問題集が販売されていますが、専門科目についてはこのようなマイナーな分野は受験産業があまり発展していないので、 地方公務員の高卒農業土木の問題集があればそれで勉強してもいいですが、 一番いいのはあなたの高校の進路指導の先生、あるいは各科目(出題される科目は↓の5ページ参照)の先生に相談して、適切な教科書や参考書を紹介してもらうことです。) https://www.jinji.go.jp/content/900036115.pdf
農業土木ってダムや用水路などの建築や保守なんですが出来ますか? 採用されたら◯◯用水事業所などの現場事務所で設計や監督するようになります。 農林高校や大学の農学部で勉強して、測量士補は当たり前でしたよ。 業者や市町村の担当者、会検と対等に話が出来ないと駄目です。 大学の農学部で勉強するのが一番でしょう。
国家公務員試験は各省庁に採用してもらえる権利を獲得するための試験になります。 合格後に希望する省庁の採用面接を受けます。 採用されなければ、合格しても、公務員として働くことはできません。
< 質問に関する求人 >
農林水産省(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る