回答終了
現在高校3年生です。小学生の頃から大学は史学科と決めていたのですが卒業後の就職先について調べてもハッキリと分からなかったので質問させていただきます。私は県庁市役所などで文化財課で勤務したいと考えています、ただサイトなどを見ていると「○○市教育委員会文化財課」などとなっています。これは市役所の試験に合格し採用をもらっても文化財課には配属されないということでしょうか?
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質問の内容だと、『非常勤』なら直接採用の可能性がありますが、基本的には「採用試験に合格」し、人事担当が決めるので希望の部署に配属されることもあれば、配属されないこともあり、希望の部署に配属されないまま定年を迎えることが珍しくありません。 本当に希望の公務員として仕事をしたいなら「一般職国家公務員採用試験」に合格後、文化庁や文部科学省管轄の担当部署に採用される必要があります。 質問の趣旨から外れますが国家公務員の場合、採用試験に合格したからと言って必ず採用されるわけではありません。特に一般職採用試験の場合、最終合格後募集している官庁に採用される必要があります。国家公務員は採用試験に合格すると『採用候補者名簿に登載』となり、かつ、名簿には有効期限があり、大卒程度の場合、名簿登載後3年以内に採用されないと合格が失効します。ただ、3年間は有効なので、希望の官庁に空きがなければ「空きができるまで待つ」ということは可能です。 あと、国立博物館などの「独立行政法人」は『直接採用』なので、直接確認する必要があります。 どのような進路を取るかはあなた次第ですが、地方公務員だと希望の部署に配属されない可能性があり、一方、国家公務員だと転勤の可能性があるものの採用された官庁から外れる可能性は低いので、より確実にやりたい仕事をしたいなら国家公務員の方がいいと感じます。あくまで情報提供の一つとしてとらえていただければと思います。
市町村や都道府県の採用には、いくつかのコースがあります。 役所の中でいろんな部署を回る「一般行政職」のほか、技術職(土木とか電気とか)、保育士、保健師、社会福祉士といった専門職コースの採用があります。 その中に「学芸員」という採用枠があって、大概は「教育委員会の職員」としての募集になります。例えば、こんな感じ。 https://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/shisei/shisei/shokuinninyo/shokuinsaiyo/kyoikuiinkai/r56.html ただし、学芸員には史学以外に美術とか自然とかもあり、史学の採用が毎年あるわけではありません。 https://www.pref.saitama.lg.jp/e2201/gakugei-saiyou.html また、こんな感じで任期付き(決められた年数しか働けない)の場合も多いです。 https://www.city.maebashi.gunma.jp/soshiki/somu/shokuin/gyomu/2/1/3289.html
ekk********さん 県や市の文化財保護に関する仕事は、学校に関する仕事と一緒に教育委員会がやっていますが、 教育委員会事務局の職員は、総務部だの土木部だのの知事・市長が指揮する部門の職員と一緒に採用して配属するところと、教育委員会で独自に採用するところがあります。また、都道府県と政令指定都市では、公立の小中学校に派遣されて事務をやる「学校事務」という職種がありますが、その区分で採用された職員を配属する場合もあります。 なので、自治体によっては、知事・市長部局の行政職員で採用されると、文化財保護課に配属される可能性はない場合はありますので、それぞれの自治体のやり方を確認する必要があります。 ですが、多くの自治体で、行政職員は2~3年ごとに配属替えがありますから、例え文化財保護課の配属が有り得る採用になっても、必ず配属される保証はありませんし、たまたま配属されても2~3年で異動になります。 遺跡の発掘や古文書の研究などの文化財の専門家については、行政職員ではなく、博物館の学芸員や、教育委員会勤務でも「選考」採用と言って、専門家の採用を独自に行うことがあります。 これで採用されればずっと文化財保護の仕事ができますが、採用人数は少なく、大学で歴史や考古学を専攻した人が専門を生かせる職場、ということで、採用がかかると、日本中から博士号持ちを含めその分野を専攻した人の応募が殺到しますので、採用1人に応募が数十人、といったことになることもあります。
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