教えて!しごとの先生
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愛知県立の公立普通科高校を2010年以前に卒業された方への質問です。

愛知県立の公立普通科高校を2010年以前に卒業された方への質問です。大学進学が常識(?)となった令和の現在では原則考えられませんが、公立普通科卒の場合は、どのような職種・業界への就職が多かったでしょうか?(女子に特化している金融や保険の事務職は対象外) ご存知の通り、愛知県は自動車を中心とした”もの作り王国”がゆえに、そのための予備軍ともいうべき工業高校からの就職者が多いです。これは裏を返せば、同県の高い有効求人倍率の割には普通科の就職者が少ないことが容易に考えられます。 (加えて愛知県は、高卒の公務員就職も”狭き門”のようです) 高校生の就職は各校の進路指導教諭が企業の人事担当者を訪れて履修状況や部活での活躍、資格取得等をプレゼンテーションし、信頼関係を構築して初めて求人を獲得できます。しかし、進学重視の普通科(〇〇手、〇野、〇南、etc)においては「生徒をいかに多く大学に進ませるか」が各教諭の職責であるゆえにそのための指導に忙殺され、プレゼンテーションや面接等の個別指導が「割に合わない」として切り捨てられかねません。 自分の想像もありますが、下記のやり取りが考えられると思います。 生徒 「先生、就職したいので求人を出していただけないでしょうか?」 教諭 「そんなこと言うと(各界の)先輩に申し訳ないぞ!」 加えて、公式データがないため申し訳ありませんが、普通科卒の就職者は北海道や北東北、南九州・沖縄といった有効求人倍率が低い道県ほど高く、大企業や製造業が多くその結果高卒者の新卒有効求人倍率が高い都府県で少ないといった”矛盾”があります。 しかし、私見ですが「公立普通科=何が何でも大学進学」という図式には反対の立場です。高校生の新卒求人倍率が全国でも五指の愛知県だからこそ、「準進学校でもスムーズな就職あっ旋」や「普通科卒見込み者以外の出願は受け付けません」といったのがあっても良かったように思います。 繰り返しますが、県立普通科を卒業し、(大学進学せず)就職された方へ、〇鉄(注:20年前は高卒入社ゼロ)や電力、都市ガス、自動車製造関連をはじめ、どのような業界に就職された者が多かったかについて、多くの方々のご回答をお願いいたします!

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回答(2件)

  • 愛知県の公立高校普通科を卒業し大学に進学したあと、愛知県企業の人事採用を複数社手伝ったあと高校の進路指導室を訪ねたおした職歴の者です。 大変失礼ですが、かなり偏った見方で公立高校の進路指導を捉えておいでなのかな、という印象です。現実が異なる引用も多々見受けられます。 たとえば、 >高校生の就職は各校の進路指導教諭が企業の人事担当者を訪れて >履修状況や部活での活躍、資格取得等をプレゼンテーションし、 >信頼関係を構築して初めて求人を獲得できます。 これは現実的な動きではほぼ起きえません。そもそも、売り手市場の今、高校の就職実績のある学校は求人解禁と同時に分単位で企業人事が訪れていたりして、進路担当の先生はフル稼働で求人を対応しています。超忙しい人事に超忙しい進路主事がアポイントをとって求人をとりにいくなど、成果も効果も薄い行動はとてもしている暇がないと思います。それに、前提として特定の高校しか受けられない求人枠なんてほとんどありません。 >しかし、進学重視の普通科〜 このくだりについては、学校側も企業側もやむをえないところがありそうです。 大多数の学生が進学する学校には企業人事も成果がないのであまり来ませんし、切り捨てるわけでなくても避けるパワーが少なくなるのは仕方ないところがありそうです。 ただ、その上で間違っている前提は「求人は学校に送られたものしか受けられない」ということです。高校生に対してオープンにされている求人は求人サイトでまとめられていますし、学校がなんといおうと求人企業を探し受けることは可能なはずです。「求人を出してくれ、と言って先生に頼んだが求人が出てこなかった」というのは、生徒の怠慢です。 特定の技術をもっている生徒が多かったり、実績が多い学校に企業が熱心に足を運ぶことはありますが、それは求人を限定しているわけではありません。同じ評価なら実績高の子を優先する、というぐらいの差はつけるかもしれませんが、評価が逆転する、というほどの差はないでしょう。 >北海道や北東北、南九州・沖縄といった有効求人倍率が低い道県ほど高く、大企業や製造業が多くその結果高卒者の新卒有効求人倍率が高い都府県で少ないといった”矛盾”〜 これは矛盾ではなく、高校の進路指導の動きの問題ではないことが研究されています。製造業への就職が多いエリアとして挙げられた県は、残念ながら「世帯年収平均が低い、自宅から通える進学先の選択肢が少ない、ゆえに進学率が低い」という可能性が指摘されているエリアです。行きたい&行ける大学に通うには下宿しかないが、家の収入と照らし合わせると就職を選ぶ子が多い、ということです。 製造業の進路が多いのは高校の方針ではなく「進学より就職を優先する高校生が多いエリアだから、製造業の会社が採用を狙って力をかけている」からです。ちなみに、愛知県でタクシーの運転手さんと話をするとベテランの方には九州出身者の方が多かったりしたものですが、みな一様に「高卒中卒の集団就職で愛知の工場に来た」と言っていました。 私が思うに、「愛知県の高校が進学ばかり進めるから地元製造業への就職が少ない」という推測はかなり実態と異なるものであるかと思います。「愛知県は選択肢が多く、製造業中心に求人が活発で世帯年収も高い傾向があるから、相対的に就職者が少ない」ということだと思います。 その上で、 高卒就職先のデータは、分野でいえば圧倒的に製造業(関連物流含む)が多かったですよ。技術職、事務系問わず。安定、地元志向、手厚い福利厚生など色々理由があるでしょうが、何より探せば出てくる求人の数が圧倒的に愛知県は製造業が多いですから。

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  • https://www.77rc.co.jp/article_source/data/newsrelease/files/newsrelease_20221025_2.pdf ↑ うちの県の丸森町なんて、大学進学率5.7%ですよ。令和でもまだこんな街が田舎にはゴロゴロありますよ。 三大都市圏だからじゃないんですかね。地方はまだまだですよ。

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