解決済み
就職について質問です。 25卒なのですが今 内定を2社もっています。 1つは、初任給がとても高く、場所は大阪・東京・名古屋の中で移動があります。住宅手当はあります。もう1つは、やりたい事なのですが、初任給は高くはなく、場所は東京です。住宅手当がありません。 端的に言えば、やりたいことを取るか、初任給や福利厚生を取るかで悩んでいます。 今大阪に住んでいるので、住宅手当が出ないことが不安ですが、実際に住宅手当なしでも働いている人は沢山いるのだと考えれば大丈夫なのかなとも思います。良ければ意見をください(;;)
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元採用担当のおぢさんです。回答がつかないようなので、思うところだけ。活字で書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。 まず、どういう人生の選択になろうとも、それが最善かどうかなんて誰にもわかりません。言えることとしては、身は一つですから入れる会社も普通は一つだけということです。また、大手入社組だって、入った直後に倒産や企業買収の憂き目に合う人だっていますからね。先のことはわかりません。 さて、初任給の多寡だけで悩むのは非論理的です。手取りがいくらなのか、昇給スピードはどうなのか、そして何より賞与実績がどうなのかなど含めなければいけません。初年度は試用期間や研修があったり、夏の賞与がなかったりで比較しづらいですが、2年目の平均年収が額面280万円もあれば都内での生活は十分可能でしょう。もちろん、この額では贅沢はできませんけどね。 つぎに「やりたいこと」と書かれている仕事が、本当に「やりたいこと」なのかどうか。9割以上の人にとって、もっともやりたいことは趣味や生活へのこだわり(衣食住 等)です。つまり、客としてお金を支払いながらやる「やりたいこと」だったりします。仕事とはお金をもらいながらプロとしてやることですから、客のときとは随分と「やりたい」の質と程度が変わってきます。そこについては十分に検討されたほうが良いのかなと。 あなたの「やりたいこと」が何なのか具体的に書かれていませんし、これまでにその「やりたいこと」をどれだけ経験してこられたかわかりませんが、もしもそれが錯覚だったとしたら「高給取りの仕事にしておけばよかったという後悔が出てくるかも」という懸念はあります。それでも「やりたいこと」にかけようと腹が括れるのであれば、挑戦しない手はないでしょう。若いということは再チャレンジや軌道修正がしやすいということです。 高給取りの会社に入れば、給料分以上の仕事をずっとしなければそこに居続けることも出来ないのです。つまり、そこに入りさえすれば一生が安泰というわけでもないでしょう。あくまでも私ならばですが、リスクを取るのなら楽しそうな方のリスクを取るでしょうか。 ここから少し話が変わります。 京都アニメーション放火事件の際に、如何に多くのアニメーターが低年収で冷遇されているかもクローズアップされました。ここでも質問によく出てくるのが、芸能・放送関係でしょうか。これらの仕事は採用条件待遇が悪くても「やりたい人」が常に一定数いるので成り立つわけです。人の「やりたいこと」なんて、いつの時代でも似通っている人がある程度いるものです。 さらに言えば、そこでは短期離職せずに続く人のほうがレアだったりします。辞めた人たちにとっては、本当の意味での「やりたいこと」ではなかったと言えます。趣味は趣味としてわきまえて、仕事は生活の糧を得るための手段として生きていくのも立派な選択だといえます。あなたの中での「やりたいこと」が、生活の糧を注ぎ込んででもやりたいのかどうかが分かれ目ですかね。
なるほど:1
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