海外就職について質問です。 日本の企業で２～3年働いた後、転職して、中途採用でアメリカ駐在員になった方はいらっしゃ…

Question

海外就職について質問です。

日本の企業で２～3年働いた後、転職して、中途採用でアメリカ駐在員になった方はいらっしゃいますか？また、その難易度やどれくらい可能性があるか分かる方がいらっしゃれば教えていただきたいです。

私は将来的に海外就職したいと考えていて、卒業後の進路に悩んでいます。
もちろん、就労ビザの取得を含め、海外勤務がとても難しいことなのは承知です。
そのうえで、少しでも海外勤務に近づける進路を選びたいと考えています。

今ある選択肢は、
①アメリカの大学院に進学して専門知識を身につける
②日本で就職して転職して駐在員を目指す
です。

この二つのうち、どちらを選べばいいか悩んでいるので上記の質問をさせていただきました。ちなみに、大学院進学が難しいことも承知です。
希望先はアメリカです。

海外勤務や海外在住方法に詳しい方、ご回答よろしくお願いいたします。
①、②のうち、どちらを選ぶべきかのアドバイスもいただけると幸いです。

Answer 1

海外在住です。 大手企業（年商数兆円規模）の現地法人の社長を約10年ほど勤めてました。海外で働きたいと言うことで2つの方法があります。
①日本の大企業に就職し、アメリカの現地法人（子会社）に出向する。⇒駐在員
5万人ほど在職する企業でアメリカに出向するのは、50人ほどなので、トピ主様が大企業に就職してもアメリカに出向できるとは限りません。又、出向出来たとしても、通常3年から5年で帰国します。 現地での役職が社長クラスまで行くと10年ぐらいになることがあります。
②アメリカにある企業に就職する⇒現地採用
日本人がアメリカで就職するのはハードルが高いです。新卒が就職することはまず不可能（※）なので、日本で就職して業務スキルを積み上げて下さい。
※日本の様に新人を一から教育する考えが無い。募集内容は、「＊＊の業務に精通している方 年俸＊＊」です。採用も試用期間3カ月ぐらいで期待した業務が出来なければ試用期間満了でさよならです。これをクリアしたら正式な採用となります。就労ビザ（ワークパーミット）ですが、1年更新です。
最初の3年ぐらいはすんなりと更新されますが、4年過ぎてくると役職や年俸がマネージャー以上でないと誰でも出来る簡単な業務と見なされてビザの更新を拒否されて国外退去となります。

Answer 2

殆どの人は、日本の会社に入り、現地拠点に駐在や出向するという方法で赴任しています。
転職して中途採用でと言ったものはまずありません。
まずはしっかりと勉強することです。

Answer 3

企業の駐在員になる場合、LビザかEビザを取ることになります。Lビザは最低3年間の勤務実績がなと申請できません。

Eビザにはこの要件はありませんが、管理職またはプロフェッショナルでないと取れませんので、必然的に長期間会社で働いた人でないと難しく、Lビザとあまり変わりません。それか中途でも、他社で顕著な実績があるとか。もし宮本茂がマイクロソフトに転職するってなったら秒でビザが出るでしょう。

ちなみに駐在が多い会社でも、駐在員は全社員の1%以下とかが普通なんじゃないでしょうか。海外勤務するかどうかを気にするのではなく、世界に通用する商品を作れるかどうかみたいなところで戦って、そのついでに海外勤務してください。

大学院の進学を選んた場合、就職にはH1bビザを取ることになりますが、これは抽選です。修士・博士は学士より当選確率が上がりますが、必ずもらえる保証はありません。

せっかく大学院を出て、就職の内定も得たのに、ビザが取れずに帰国するリスクが結構高いです。政府の研究機関等に就職できれば確実にH1bを取れます。運良くビザを貰えて海外就職した人もいますので、絶対に無理なことではありません。

Answer 4

可能性（確率）という点では、アメリカの大学院に行ってアメリカの学位 (master degree) を取る方が確実ですかね。
日本の企業に就職して、海外駐在の機会を得たとしても『駐在員』は基本は任期が終わったら日本本社に帰任する前提なので、そこで『アメリカに残りたいです！』となったら、その会社と交渉して『現地採用』扱いに切り替えてもらうか、それが叶わなかったらアメリカ内で転職活動ですかね。
でも、あくまで就労ビザを伴う雇用なので、質問者さんがメチャメチャ優秀で『ビザ取得サポートしてもあなたを採用したい！』とならない限り難しいとは思います。