解決済み
マーケティングは数値分析などで数学や統計を使いそうなので一見理系の人向きの仕事だと思うのですが、よっぽどの専門家を除き実態としては文系の人が大量にいる職種なのでしょうか?ど素人向けに分かりやすい解説をお願いします。
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元採用担当のおぢさんです。活字で手短に書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。 まず、マーケティングという言葉が指し示す仕事の領域をきちんと理解されることからかなと考えます。例えば、wikiから引用するだけでも以下の通りとなります。 <wiki概要より一部引用> マーケティングリサーチ・市場調査・分析から、新商品・サービスの企画・開発・設計、ブランディング、その価格設定(値付け。en:Pricing)、広告・宣伝・広報・コミュニケーション、販売促進、流通、マーチャンダイジング、店舗・施設の設計・設置、(いわゆる)営業、集客、接客、販売後に顧客と直接やりとりするコールセンターの業務の質の顧客価値から見た評価・分析、顧客情報の管理や分析 等に至る広い範囲がマーケティング活動の対象となり、様々な手法や論点がある。 <ここまで> https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E6%89%8B%E6%B3%95%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7 ↑ もう少し詳細な手法分類はこちら 部分的な統計や分析だけであれば、技術や数学的センスのほうが重要ですから仰るとおり理系の領域でしょう。そして、前述の通り統計・分析は一部分・一要素でしかありません。 マーケティングとは「商品やサービスが売れる仕組みを企業活動全体を通して作る」ということです。旧来は経営陣から示される方針を企業活動に落とし込むのが「経営企画」という仕事でした。それを市場や現場から逆流させて適性利潤を追求していくわけで、大企業であるほどにマーケが有効なのです。そういったマネジメントが本流であることから考えれば文系のほうが適しているのかなと思えます。余談ですが、統計学をかなりやり込む心理学部が文系に属しているのと似ているのかもしれません。 また、経営学部・商学部が専門科目やゼミでマーケを取り扱っていますから、結果的に文系出身者が多くなっているとも考えます。もともとMBAで人気が出た学問なので、未だに経営学の領域ですね。
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