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日本が個人主義といわれる理由を聞きたいです。 外国籍の方のyoutubeチャンネルをよく見ているのですが よく、動画…

日本が個人主義といわれる理由を聞きたいです。 外国籍の方のyoutubeチャンネルをよく見ているのですが よく、動画内で中国と韓国の方が日本人は個人主義と、発言されています。個人主義だと思う主な理由は おひとり様文化がある。 集団で食事しないことが多い。 ラインや電話等の連絡が、一日おきとかが普通、韓国や中国ではチャットの要領でこまめに返してほしい。 諸々踏まえて、プライベートを尊重している。 このような意見を、動画内で聞くことが多いです。 いわれてみればその通りだと思うのですが、個人的には日本は個人主義ではないように感じます。 理由は簡単で、集団意識と集団圧力です。 一番わかりやすく典型的で、様々な企業で見かける風景としては 「何でみんな仕事してるのに、先に帰ってるの?」 という、パワハラチックなやり取りが該当するかと思います。 本来、定時帰宅しても問題ないはずなのに、周りに合わせて残業するか仕事を手伝え このような空気や、指示そのものが、個人主義からかけ離れている。 私はそう考えます。 また、仕事を親に反対される。 進学先を教師に選定される。 これらも、個人の意思や希望に水を差す行為に当たりますし 個人主義とはかけ離れている要素だと思います。 私は中国と韓国が優れている。 日本が劣っているなんて、言う気はありませんし かと言って、過度に両国を否定する気もありません。 ただ、中国韓国から見た時に、何故日本が個人主義に見えるのか。 この一点に興味があります。 良ければ、自分はこう思うよという、意見をお持ちの方がいれば回答いただきたいです。 中国籍韓国籍、在日の方、日本人の方 どなたでも結構のですので、よろしくお願いいたします。

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    最後は冷たい という一言だと思います 日本人は最後のところで 欧米やアジアの国と違って 助け合わないのです…

  • 学問的な研究で言うと、日本は世界の中でも非常に個人主義的と認識されています。 例えば、モンゴメリー大学など米国の複数の大学で行われたグローバル集団主義指数のランキングで、日本は188カ国中の179位となっています。 論文 集団主義の検証 https://x.gd/dGqhl -翻訳・要約- グローバル集団主義指数で日本は188カ国中の179位となった。 これに驚く読者もいるであろうが、日本が個人主義的である事は数十年前から報告されていて、新たな発見ではない。 -終了- また国民の文化的側面を研究し、評価スコアを付けている機関では、日本の個人主義スコアを62点としており、米国の60点を上回っています。 hofstede https://x.gd/oQBqv -翻訳・要約- 日本は個人主義の特長を示す社会で、個人主義スコアは62点となり、米国の60点を上回る。(中国は43点) -終了- 米国より日本の方が個人主義的である事実は、東京大学大学院人文社会系研究科の報告とも一致します。 『日本人は集団主義的』という通説は誤り https://x.gd/WUYwI -引用- 心理学的な研究では、異なった文化のあいだで、集団主義・個人主義の程度を直接比較することができる。 そうした実証的研究の中から、「世界で最も個人主義的だ」と言われてきたアメリカ人と、「世界で最も集団主義的だ」と言われてきた日本人を比較した研究を集めた。 集団主義・個人主義の程度を測定するための調査研究が11件。自分の意見を曲げて集団の意見に従うという「同調行動」に関する実験研究が(高野自身の研究も含めて)5件。自分の利益を犠牲にしてでも集団に献身するという「協力行動」に関する実験研究が6件。 これら計22件の研究の結果をみると、通説に反して、「日本人とアメリカ人とのあいだには明確な差はない」という結果を報告していた研究が16件、通説とは正反対に、「アメリカ人の方が日本人より集団主義的」という結果を報告していた研究が5件もあった。 一方、通説どおり「日本人はアメリカ人より集団主義的」という結果を報告していた研究は、わずか1件(調査研究)しかなかった。 すなわち、心理学的研究の結果は全体として、明らかに、「日本人は集団主義的、アメリカ人は個人主義的」という通説を支持していなかったのである。 -終了- 他にも単なるアンケート調査ですが、国立青少年教育振興機構が高校生を対象として「友達に合わせていないと心配になる人の割合」を調査した結果によると、日本は35.5%が心配になると回答し、米国では55.4%が心配になると回答しています。 以上のように、国際的な研究で日本は世界トップレベルの個人主義国家とされています。 日本の社会学者である山岸は、もはや日本には「日本人は同調圧力が強いと思わなければならない同調圧力」があるとも指摘していて、殆ど思い込みだけで日本は集団主義的という意見が蔓延している結果、むしろそれに反する意見の方が封殺されているという事です。 ここで重要なのは、そもそも社会的動物である人間が社会を形成して生活する以上、一定の同調圧力が発生するのは必然という事でしょう。 極論するなら全てのルールは同調圧力から発生していて、多くの人が罰則まで必要と考える同調圧力を法律と言い、多くの人が罰則までは必要ないと考える同調圧力をマナー(道徳)と言い、多くの人が非合理的と考える同調圧力が悪習として歴史に名を残します。 欧米の歴史で見るなら、魔女狩り・地動説問題・センメルヴェイス反射・ナチスなどが悪名高い同調圧力で、特にナチスの蛮行に多くの市民が同調してしまった事は心理学で同調圧力の研究が活発化した原因となっています。 そこから続く同調圧力や集団主義の研究では、人間がルールを機能させている限り一定以上の同調圧力は必ず発生し、集団主義的な行動が取られると考えられています。 人間の成長過程を考えても、産まれてから常に周囲を観察して歩き方から喋り方まで覚えてしまいますが、これは周囲の行動を正しいと考え真似するところから始まりますし、周囲はこれを前提として子供達に正しい行動の教育をしていきます。 成長した後も、周囲から正しい行動を真似したい本能として働きますし、周囲は本人に正しい行動を真似してもらおうとするので、これが集団主義的な行動として観測されます。 因みに心理学の実験では、周囲が何もしていなくても、勝手に同調圧力を感じて周囲と同じ行動をしてしまう割合は約25%とされていて、これは欧米でも日本でも大差ないとされます。 このように大前提として人間社会は集団主義的で、幾ら個人主義の国とされていても、山奥で自給自足の生活をしていない限り個人が社会的な圧力から解放される事はないと考えられています。 その上で国や地域毎の差を考えるなら、これは「同調を求められる内容」の違いが圧倒的に大きいと考えられます。 結局のところ、同調圧力は地域文化への同化を求める行為なので、文化が違えば同調を求められる内容が異なります。 このため個人の感じ方としては好みの差が非常に大きいです。 例えば、米国のファッションにおける同調圧力として以下のような指摘があります。 https://x.gd/FIYhH スカートのような「女性らしい服装」は古いファッションとして矯正される事があるらしく、同じような話しはフランスでも聞いた事がありますが、これに同調圧力を感じるのは「スカートを履きたい人」だけです。 逆に日本では学校の指定制服でスカートを用意される事が多いため、スカートを履きたくない人が同調圧力を感じている可能性があります。 他にも米国ではチップ文化が根強いので、相場より安いチップを支払う人は非常に嫌な顔をされますし、田舎でチップの支払いを拒絶すれば街で噂(あの人はまともにチップを支払わない)される事もあります。 もう少し単純なところで言うと、欧米では麺を啜る音はマナー違反なので矯正されるものの、日本では啜る音は歓迎される場合すらあります。 このように全く同じ事をしていても、地域により批判される場合もあれば歓迎される場合もあり、これは個人主義か否かではなく文化の違いと考えられます。 そして個人レベルで見れば、どちらの文化が自分の肌に合うかという好みが重要で、仮に日本と外国で生活をして同調圧力の違いを感じたなら、それは同調圧力の強弱ではなく、同調を求められる内容に差を感じているだけの可能性が高いです。 実際に外国のSNSを見ていると、自分は余裕がなくてチップを支払いたくないのに、それを許さない空気があるから仕方なく支払っているという愚痴を言っている人を見ますし、学生時代にスカートなど「女の子らしい服装」をして嫌味を言われていたものの、日本に移住したら好きな服を自由に着ても何も言われなくて嬉しいと言っている人も見ます。 このような個人的体験談は上記している好みに左右されるところが多く、本当に社会問題として研究するなら学問的な調査実験を多く集めて比較していくしかありません。 更にコミュニティの形成方法にも違いがあります。 中国の社会学者である劉は中国を家族本位集団主義、日本を群体本位集団主義と定義しています。 これは中国社会は血縁者の集団を重視するのに対し、日本は仕事仲間の集団を重視するという事で、他にも人種集団を重視する国や、宗教集団を重視する国もあります。 特に欧米だと人種や宗教の違いは大きいので、この集団を形成している事があります。 日本人は日本人以外の人種集団や宗教集団に入りにくいため、欧米に移住しても同調圧力を感じにくいとも言われます。 逆に日本は仕事仲間を非常に重視しますが、これは転職が少ない労働文化に原因があると考えられます。 何かあれば簡単に転職する労働文化であれば、まず同僚同士で気遣い合って仕事を手伝えという話しにはなりにくいでしょう。 既に崩壊しているとは言われるものの、終身雇用などという言葉がある事からも、仕事仲間は人生で最も付き合いが長く大切なものという考えになる部分があります。 つまりこれも「日本人の同調圧力が強い」のが先ではなく、転職が少なく終身雇用を前提としていた労働文化に同調を求められているというのがわかります。 実際に最近の若者は同僚同士の飲み会に参加する人が減少したなどと言われますが、これは終身雇用自体が崩壊し、そのようなものは幻想と考える若者が増えたからだと思います。 また上記したhofstedeの研究では、日本人は他のアジア人より私的で控え目とされていますが、これは自己主張が少ないとも言えます。 日本人の自己主張が控え目である点はステレオタイプのイメージとも一致しますが、普通に考えると、自己主張が少ないなら他人を従わせようとするような言動も控え目に映るのは妥当に感じます。 いずれにしても学問的な調査・実験研究では日本人の同調圧力は世界の中でも低く、非常に個人主義的だという結論なので、好みの差を排除できる人なら、多くの国から見て日本人は個人主義に映るでしょう。

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